ジス『あなたさんっ』
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ジス『あなたに関係ないじゃない』
ジスさんはそう強く言い放ってリビングへ行った
ガチャ
ジス『おっぱぁぁー!!』
ジス『急におっぱたちに会いたくなっちゃった♡』
ぎゅ
ジス『うん!おっぱも私に会いたかった?』
私は唇を噛み俯くことしかできなかった
ジス『あのね、さっき玄関であなたさんになんで来たの?くるなよって言われちゃった』
ジス『ひどい!!嘘つくの?』
ボムギュさんの言葉を聞いた瞬間どこかの崖から崩れ落ちた気がした
私は涙を必死にこらえながら自分の部屋へ走った
呼吸が止まらない
上手く呼吸ができない
私はまとめていた荷物を持って部屋を出た
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。