第11話

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2023/02/09 07:44
あなた
ここが魔法薬学の部屋なのね
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
やぁ、あなたも魔法薬学取ってたんだね
あなた
ハリー!
あなた
朝ハリーとロンに挨拶できなくて、会いたかったの!
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
っ、でも君の後ろにいるすごい目付きをした恋人がいないときに話しかけるよ、笑
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
じゃあね、あなた
そう言って席へ行ってしまった3人を見て、もっと話したかった、としょんぼりする私に
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
ちょっとドラコ、あなたの周りから友達を無くす気?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
僕はポッター達と話してほしくないだけさ
あなた
もう、少しくらいいいじゃない
グレゴリー・ゴイル
グレゴリー・ゴイル
ドラコはあなたのこと大好きだからな
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
もういい、席に行くぞ
あなたは僕の隣だ、と言いしっかり隣へ座らせる所に少しばかりドラコの独占欲を感じた。


授業が始まると、調合する鍋を前に皆ちょっと苦戦しているようだった。
あなた
んー、これってそんなに難しい?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
一応これは復習でやってるんだ
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
皆忘れているだけさ
そう言ってドラコは素早く薬を調合する。
あなた
さすがドラコね
ちゅ、と頬にキスをすると、一瞬でドラコの顔が赤く染まる。
あなた
ふふ、かわいいわね、ドラコ
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
急に何するんだあなた、!//
あなた
なによドラコ、照れてるの?笑
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
いいから、薬を調合しろ!
あなた
そんなこと言われても、ドラコが終わらせちゃったもの
先生に、調合が終わった人から帰ってもいいと言われたのでドラコと席を立つ。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
あら、もう終わったの?
あなた
えぇ、先に行ってるわね?
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
えぇ、また夕食でね
またね、とパンジーに言い残し魔法薬学の部屋を出る。

授業中のため、廊下はあまり人がいなかった。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あなたが来てから、振り回されてばっかりだ
あなた
いやなの?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
っそ、その上目遣いをやめろ、!
まったく、と言って急に手を引かれたかと思えば、ドラコの顔が目の前まで来ていた。
あなた
っ、!
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
っふ、さっきのお返しだ笑
ニヤリ、と笑うドラコに、だんだん顔が赤く染っていくのが分かった。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
顔が赤いぞ?どーしたんだ?笑
あなた
もう、ドラコ!
そう言って怒る私の腰を引きよせ、そっと抱きしめてくるドラコがたまらなく愛おしい。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
からかうのは2人きりの時にしてくれよ
そう言って私の肩に顔を埋める彼に、私の心臓は持ちそうになかった。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
今度のホグズミード、一緒に行かないか?
あなた
それ、Yes以外にあると思ったの?
一瞬驚いた顔で私を見上げ、さすが僕の姫だ笑、と言って優しく口付けを交わす。
あなた
あのね、ここ廊下よ?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
人がいないからいいじゃないか
なんなら寮に戻ってる続きをするか?笑とからかう彼の頬をムニュ、と摘む。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
な、なんだよ//
あなた
…大好き
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
…僕も大好きだ
廊下にいるということを忘れ、私たちは何度も口付けを交わした。

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