第16話

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2023/02/26 23:26
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
いいじゃないか
あなた
…え?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
この指輪が、僕に似合うと思って見てたんだろ?
あなた
ええ、そうよ
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
だったら、こっちの指輪はあなたに似合うと思うんだ
そう言ってピンクダイヤモンドの指輪を指さす。
店主
私もお2人に似合っているリングだと思いますよ
そう言って柔らかく笑う店主のおじいさんの言葉を聞き、ドラコに伝えた。
あなた
この指輪、プレゼントさせてくれないかしら
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
本当は僕がプレゼントしたかったんだけどな
あなた
ふふ、私が先に見てたんだもの
あなた
おじいさん、このペアリングいただけるかしら?
店主
ええ、もちろんですとも
店主
素敵なお2人に、少しばかりサービスしますぞ
そう言って私たちの方へウィンクするおじいさんを見て、2人で顔を合わせて微笑み合った。
店主
このリングには、魔法がかかっていてその人の指の大きさに合うようになっていますからね
あなた
すごく素敵な魔法ね
店主
ありがとう、お嬢さん
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
無くすつもりは無いが、無くしたらどうしよう
あなた
大丈夫よドラコ笑
店主
もしよかったら、私からお2人にプレゼントです(ニコ
そう言ってペアリングのケースの中に黒色とシルバーのチェーンネックレスを入れてくれた。
あなた
どうもありがとう
あなた
また必ず来ますわ(ニコッ
店主
あぁ、それから…
そう言っておじいさんはドラコの腕を引き、耳打ちに何かを伝えたかと思えば、茶色の包みをドラコへ渡した。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
…あぁ、何から何まで本当にありがとう(ニコッ
店主
またのお越しを、お待ちしております



ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あなた、三本の箒の店に行こう
あなた
えぇ、いいわよ?
あなた
さっきおじいさんに何を渡されたの?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あぁ、気にするな
三本の箒の店に入り、席を探しているとハリーたちに声をかけられた。
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
あなた、そこの席が空いてるよ
ハリーは窓辺の角の席を指さしていた。
あなた
ハリー、ハーマイオニーにロンまで
あなた
会えて嬉しいわ!
あなた
ハリー、席案内ありがとう(ニコッ
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
あ、あぁ// 気にしないで
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
どうもありがとう、ポッター
全ての言葉に皮肉がこもったかのように伝えるドラコに、ハリーは少し焦っていた。
三本の箒の店員
注文はいかがないます?
あなた
バタービール2つで!
三本の箒の店員
はい、2つね
すぐ持ってくるよ、と言い残しニコニコな店員はカウンターへ戻って行った。
あなた
ねぇ、さっきのおじいさんに何貰ったのか教えてよ
あの小さい包みはなんだったのか、ドラコがお礼を言うほど大事なものなのか気になって仕方のない私はこれでもか、というほどにドラコに問い詰めていた。
あなた
私にも教えられないものってなに?
あなた
教えてよ、ドラコ
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
ほんとにわがままなお姫様だな笑
そう言ってドラコは、先程おじいさんに貰っていた小さい包みをコートのポケットから取り出した。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
本当はまだ渡すつもりじゃなかったんだからな
あなた
…え?
あなた
私に?
包みを開けてくれたかと思えば、小さく揺れるピンクダイヤモンドのピアスが目の前にあった。

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