第4話

〜遊びだったの??〜ym×cn
3,052
2018/11/05 16:25
〜遊びだったの??〜

知念side

知念『…は?』
『な…にこれ、、』


今日は涼介は仕事で居なかった。
僕は、撮影とかも何にもなくて家で一人でいたからなんか暇だなぁ…なんて思ってスマホを立ち上げて適当にネットニュースを見ていたら……


【Hey!Say!JUMP 山田涼介熱愛発覚】
二年もの熱愛が発覚した。
お相手は、女優の…………


知念『…なんなの………?』


僕は、どうなったの??
でも、二年間??僕と付き合う前から??

僕は遊びなの??
涼介は僕をいい遊び相手と思ってたの??


知念『りょ…すけ、、』グスッ


もう、僕なんていらないのかな?………

どうにも、一人だと誰も慰めてくれないし寄り添ってくれる人が居ないから不安ばっかり積もっていく…。


知念『そ、だ…!』


涙がポツポツと落ちていたのか所々に小さな水溜まりがスマホに出来ていてそれを自分の服の袖で軽く拭いたら電話のボタンを押した。

履歴の一番上は涼介で流石に事の張本人に電話を掛けるなんてする訳にもいかず二番目の人に電話をかけた。


♪pururu pururu pururu…
?「はいはぁい?侑李??」


ものの、三コールぐらいで出て呑気な声を出しているのはメンバーの薮 宏太。


薮「どうかしたの?」

“やぶっ?誰々??”
“知念。”
“え?知念?なんかあったの??”
“んー、なんも言わないから分かんない…”


そっか、今日はひかもオフなんだ…。


知念『ごめん、今邪魔だったかな??笑』

薮「いや?全然?笑」
「ただ、光が誰?って聞いてきただけだよ。」

知念『そっか、ごめんね?突然。笑』

薮「大丈夫だって、なんかあったの??」

知念『んー、や。』
『やっぱ、いいや。笑』

薮「なんだよ!それ!笑」

知念『いや、暇だなぁーって!思っただけだから!笑』
『それにさ?こーたひかとイチャイチャしなよ?笑』

薮「えー?笑」

知念『しばらくイチャイチャしてないんでしょ?笑 』


僕、知ってるよ。
ひかがしばらく忙しくて宏太がイチャイチャしてない事。
そんな時に、邪魔するほど僕だって子供じゃないんだから。


薮「まぁ、笑 」

知念『じゃあ、腰壊さないようにね。ひかの事考えて。』

薮「わかっt…て!おいっ!!ひかr…((知念!!

知念『へ?ひか?笑』

八乙女「知念、」

知念『ん?』

八乙女「薮に電話かけてきた理由…山田だろ?」

知念『へ、?』


なんで…?なんでひかは分かったの…?


八乙女「山田…熱愛疑惑出たんだろ?」

知念『ぅん。』

八乙女「で、不安になったんだろ??」

知念『ぅん、』

八乙女「やっぱり。」
「だったら、素直に薮にでも俺にでも言えばよかったのに…なんで切ろうとしたんだよ!」


だって、!
宏太とひか久しぶりに二人なんじゃん!!
邪魔なんて、!


“ちょ、光?!涼介の熱愛って?!”
“薮、知らなかったのか。”
“それで、侑李…俺に、?”
“うん。”

薮「侑李…!」

知念『こーた、?』

薮「気付かなくて悪かった!」

知念『ううん、僕が黙ってたから…』

薮「涼介なら大丈夫だ。」

知念『ぇ、』

薮「涼介が侑李の事を溺愛してんのは誰よりもお前が知ってるだろ?」

知念『…』

八乙女「知念、不安なら本人に聞くのも大事だぞ。」

知念『でもっ、!』
『聞くの怖ぃ…』

八乙女「けど、本人の口から聞いた方が嘘か本当かは一番分かるんじゃない?」

知念『…ぅん』

八乙女「俺だって、例えデマでも薮が俺以外の人と…なんて出たら今の知念みたいに怯えるし不安になると思う。」

知念『ひか……』

“え、?!光?!”
“うるさい。”

八乙女「だからさ?聞いてみなよ。自分で。」


ひか…こーた…

そうだよね、誰よりも僕が涼介から愛されてるの一番知ってるし…。

不安なら直接怖くても聞かないとだよね…!


知念『うん!ひか!』
『ありがとう!!!僕頑張ってみる!』

八乙女「おう!頑張れ!なんかあったらすぐに家にこいっ!笑」

知念『うん!そーする!笑』
『多分なんもないけど。笑』

八乙女「おう。笑笑」

“おい!光、侑李?!俺の存在忘れてない?!”

知念・八乙女『「あ。笑」』

知念『こーたも、ありがとう〜』
『バイバイ〜 ひかありがとうね!』

八乙女「おう〜!」

“おいっ!h…


何だか、二人のおかげで少しだけど不安がとけた…。
後は、涼介本人の言葉を……




ガチャッ
山田「ただいま〜」

知念『りょ…すけ…?』

山田「知念?どうかした??」


帰ってきた…
聞くんだ…!本人に…!!


知念『ねっ、!あの、!』

山田「?」

知念『女優さんと熱愛発覚って記事が出てる!!涼介!!』

山田「え?!」

知念『本当に…そうなの??』

山田「いや、知らないよ、?」

知念『本当に??』

山田「うん。俺知念以外は恋愛対象じゃねぇわ!笑」

知念『嘘じゃ…ない??』

山田「うん。笑」

知念『りょ…す…け…』グスッ
『ふ…ぇ…』グスッ

山田「なぁに、不安になっちゃったの?笑」

知念『当たり…前…じゃん、』グスッ


当たり前じゃん。
不安になるよ…、
やっぱり女の子の方が良いのかな?とか…

情けないけど、不安が溶けて一気に安心で涙が出てくる…。
あぁ、僕って心底涼介に惚れてるんだな。

なんて、心の中で考えてたら目の前で微笑んでいた涼介が急に抱き着いてきて…


知念『…ふぇ?!ちょ、涼介?!』

山田「不安にさせてごめんね?」
「けど、、俺本当にそんな浮気みたいなことしてないから。」

知念『ぅん、』

山田「信じて?」

知念『うん、信じる。』

山田「ふふ、ありがとう♡」

チュッ

知念『んぅ、』

山田「愛してる…侑李…。」




やっぱり、涼介をここまで甘々にさせられるのは僕だけみたい♡

END

プリ小説オーディオドラマ