山田side
ある日の夕方…。
今日は、大ちゃんも俺も二人揃って久々の休みだった。
涼介『ねぇ、大ちゃん晩飯なにt…「山田~!!」
大貴「あのさ、ここに置いてたスマホ知らね?」
涼介『ん?知らねぇよ?』
大貴「あれぇ、おっかしいなぁ…」
「今日、出掛けるから急いでんのに」ボソッ
涼介『え~、俺みてねぇよ?』
『あ、寝室とかに置きっぱとかじゃねぇの?』
大貴「んー、あっ 笑笑」
「ポケットにあった 笑笑」
涼介『なんだよ~もう 笑』
『気づくだろ、普通 笑』
いや、フツーポケットに入ってたら気づくよな?笑
大貴「わりぃわりぃ 笑笑」
「あっ、俺今日 ちゃん と飯食ってくるな!」
涼介『え?伊野ちゃんと晩飯食うの?』
『俺ひとり?やなんだけど。。。』
えっ、そんなの聞いてないよ?
つーか、いつ約束したの?!
大貴「ん、わりぃな~」
「ちゃんと約束したからさ~」
涼介『え~、、』
『じゃあ、俺ひとりじゃん。。寂しいじゃん。。』
大貴「…わがまま言わねぇの!」
「山田も子供じゃないんだから!」
涼介『そんなんわかってるし。。』
大貴「だったr…♪プルルル プルルル
「あっ、もしもし?ちゃん?あっ、すぐ行く!!!!」
涼介『…っ!』
大貴「山田、待ってろ!」
「すぐに帰ってくるから!じゃっ!」
ガチャン
涼介「なんだよ…。」
何でだよ、休みの日ぐらい一緒に居ろよ…
夜もせっかく…!せっかく…
涼介「好きなもん…作ってやろうかなって思ってたのに…」
なんだか、大ちゃんが遠いよ。。。
~23時~
遅い…。
いくらなんでも、遅すぎる!!
伊野ちゃんとの時間が長くね??
彼女俺じゃねぇの?!
何で一緒に居てくれねぇんだよ…
久しぶりの、休みなのに…
涼介『…大ちゃ…ん…グスッ』
ガチャン
大貴「やまだぁ~」
涼介『遅い。。』
『まって、酔ってる?』
大貴「んへへ 酔ってなぁーい」
涼介『酔ってんじゃん。』
完璧に酔ってるしっ!
近くに寄れば寄るほどキツイお酒の臭いが大ちゃんから香る…。
にしても…
涼介『こんなに遅くまでよく飲めるよな。。全く。。 ほら、水』
大貴「んー、」
は?なに?
水を差し出すのに一向に受け取らない大ちゃん…。
どうしたんだ?
涼介『なにしてんの?早く飲みなよ』
大貴「やまだぁ~」
涼介『なに?』
大貴「飲ましてぇ?ん。口移し♪」
涼介『はぁ?自分で飲めるだろ?』
『俺、そんな気分じゃないんだけど』
何を言ってるんだこいつは。
人を待たせるだけ待たせて…。
寂しがらせるだけ寂しがらさせて…。
大貴「けちぃ~良いよぉ~やってくれないならぁ~」
「ちゃんを呼び出してしてもらぅ~」
大貴「んー、スマホ…スマホあった!」
涼介『。。は?!いみわかんねぇし!何で伊野ちゃん呼ぶんだよ!』
いや!意味分かんねぇし!
何で、伊野ちゃん呼ぶことになんだよ!!!
スマホまで出して!
ふざけんなよ?!
大貴「んー?口移ししてもらぅ~」
涼介『させねぇし!』
大貴「じゃあ、やまだしてぇー!んっ♪」
んっ♪じゃねぇよ!
口を尖らせてもやらねぇよ!
けど、やんねぇと伊野ちゃん呼ぶとか言ってるしな…
酔ってるから本当にやりかねない……
涼介『…チッ。。あぁ!もう!すればいいんでしょ!すれば!。。ゴクッ』
…チュッ
大貴「ゴクッ ゴクッ…んはぁ~!」
ドサッ
涼介『は?』
は?!なにこの状況!
なんで、俺の目線には大ちゃんのドアップの顔と天井になってんの?!
涼介『なにしてんだよ!』
大貴「ん?押し倒してる。」
「俺、言っとくけど酔ってねぇから。」
涼介『。。は?押し倒すって。』
『俺ヤんねぇからな?散々一人にしやがって。。』
大貴「じゃあ、蹴ってでもどけてみな?」
涼介『ちょ、離せって!』
冗談じゃねぇよ。
ここまで、俺を一人にして寂しい思いをさせたくせに…今さら何なんだよ!
涼介『いい加減にしろっ!』
大貴「山田力よぇな…笑笑」
涼介『う、うっせぇな!』
『いいから手をどけろよ!』
ずっと、ジタバタもがいてはいるものの相手も男でなかなか思うようにいかない。
大貴「ったく…」
「今日は、黙って鳴けよ。」
「涼介……」
涼介『んぁ////』
『ちょ、耳やめろって!!!』
大貴「っ、!耳元でお前も叫ぶなよ。。。」
チュッ……
涼介『っ!!!///』
『マジでやめろよっ!////』
こいつ、!
俺が耳を弱いのを良いことに耳の中を舐めやがってっ、!
大貴「うるせぇよ。」
チュッ
涼介『んっ///ん~~っ!』
大貴「んはぁ…何、今のでかんじた?下濡れてるよ?」
涼介『う、うるせぇよ////』
大貴「…フッ」
俺が許可をしてないのにスルスルと意図も簡単に服のなかに手を入れてくる…
次第に手がどんどん上にきてとうとう乳首まで達した。
涼介『そ、そこ触んなって///ハァ…ハァ』
大貴「なーに、今日は敏感だねぇ~」
「俺が居なくて寂しかったの?笑」
涼介『さみしかったに…んあっ…決まってんじゃん。。///』
大貴「笑笑」
「かわーい、触って欲しいところ言えよ。」
涼介『んっ///い、言わねぇし。。////』
その言葉を聞いた大ちゃんは手の動きを緩めて妖しい笑顔で口を開いた…
大貴「じゃあ、やめるか?」
涼介『……やめんなっ////』
大貴「じゃあ言えよ。笑笑」
涼介『……ここ…触って…?……////』ボソボソ
大貴「ん?聞こえないんだけど……」
涼介『俺のここ…大ちゃんの手で触って…くださいっ////』
大貴「ふっ、言えんじゃん!」
涼介『あっ////や、…ンアッ…////』
大貴「……フッ」
鼻を鳴らすように笑うと急に激しく俺のものを触る……
涼介『ンッンッ…きもちッッ//やべっ////』
大貴「山田……ごめんそろそろ無理かも……入れていい?」
涼介『んはっ!』
『ん、コクコクッ…きて?////』
涼介『大ちゃんので…俺の奥っ/ちゅいてくらさいっ///』
大貴「おまっ、!」
「もう知らねぇからな!!」グイッ
どんどん奥を突いてきて何回かに一度俺の良いところを突いてくる……。
気持ち良すぎて何度もとびそうになる……
涼介『ンアッ…アッン…///』
大貴「トントントン…山田……あんまっ……締めんなよ、!」
涼介『ンアッ///らってぇ……きもちいいんらもんっ……』
『ンアッ…///あぁぁっ///イ、イク…///』
大貴「んはぁ、!」
「俺もっ!涼介……一緒にな?っ!!!はぁっ…」
涼介『んっ///もっと…ンアッ…もっとちゅいて…ンアァァッ////』
大貴「ラストいくぞ、!トントントンッッ」
グチュグチュと淫らな音が部屋に響く…
さっきよりも、早い速度でその音が響き出す…
涼介『ンァァァァァァッ////い、イクッ////らいちゃぁぁっ////』
大貴「ん、!!!!」
「はぁはぁはぁ…」
二人同時にイッた……
必死に腰を降り続けた大ちゃんの欲は俺の奥深くに……
ただただ、快感に身を任せた俺の欲は大ちゃんと俺のお腹の間に……
涼介『ンッ~~~ッ』
『ハァ…ハァ…ハァ…』
大貴「涼介……可愛すぎ…なぁ、もうワンラウンド…いかない?」
涼介『ハァ…ハァ…もう無理っ//動けないっ///』
大貴「拒否権なしだから、!」
涼介『んはぁ!!!』
『ちょ、!動くなぁん!///』
まだまだ、甘い夜は終わらないようで……
END
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。