第685話

piece675〜おつかれーライス
3,210
2020/01/21 12:48




駅の前まで歩いてきた2人。





もうあたりは真っ暗だが、

駅前は明るかった。






永瀬廉
永瀬廉
腹減ってない?
あなた

お腹すいたかも、、。

永瀬廉
永瀬廉
タクシー乗る前なんか食う?
あなた

そうだね!何が食べたい??

永瀬廉
永瀬廉
んー、、俺は白ごはんあれば、あとは何でも(笑)
あなた

それ答えになってないよ(笑)





廉と歩きながら話していると、

急にあなたが止まり、

廉の腕を引っ張る。



永瀬廉
永瀬廉
なに?
あなた

廉、、こっち、、こっち行きたい!

永瀬廉
永瀬廉
は?なんで??




あなたは歩いてきた道を

また戻ろうと

廉を引っ張る。





廉はあなたに引っ張られながら

振り返ってあたりを見渡す。





すると、紫耀の乗ったタクシーから

祐奈が降りてくる所が見え、

なるほどなと納得した。





永瀬廉
永瀬廉
あなたって!!わかったから!待てって!!
あなた

もう帰る、、pieceハウスに、、帰りたい、、。

永瀬廉
永瀬廉
ガチで言ってんの?




あなたは廉に背を向けたまま

何度もうなずいた。










ーーーーー紫耀side







給湯室から出てきた祐奈に捕まった。





まさか給湯室に

あなたがいると思っていない紫耀は

祐奈と普通に話しだす。




平祐奈
平祐奈
しょーおーー!もー遅い!!
平野紫耀
平野紫耀
いや別に待っててとか言ってねぇし。
平祐奈
平祐奈
照れてる紫耀も可愛いぞッッ!笑
平野紫耀
平野紫耀
オイやめろって(笑)
平祐奈
平祐奈
ねぇ、こんなとこで騒いでいいの?廉くんに見つかったらまた怒られちゃうよ?笑
平野紫耀
平野紫耀
あーもう、、。




紫耀と祐奈は

奥の部屋に入る。





平野紫耀
平野紫耀
マジでさ、、ホントにもうやめてくんないかな?
平祐奈
平祐奈
何のこと??
平野紫耀
平野紫耀
俺ホントにあなたを大切にしたいんだよ。誤解されたくない。マジで。




紫耀は真剣な目で

祐奈を見つめる。





平祐奈
平祐奈
仕方ないなぁー。じゃあ今日最後に駅まで送ってよ!タクシーで!
平野紫耀
平野紫耀
これで最後って約束しろよ?
平祐奈
平祐奈
うん!ここには来ない!笑
平野紫耀
平野紫耀
じゃあ、、わかった。
平祐奈
平祐奈
やったー!じゃああと少し待ってるねー!





そう言って祐奈が

部屋を出て行く。





そのすぐ後に

海人が入ってきた。






髙橋海人
髙橋海人
おつかれーライス!
平野紫耀
平野紫耀
俺今そんなテンションじゃないから。
髙橋海人
髙橋海人
え?は?なんで?
平野紫耀
平野紫耀
え?は?お前こそなんで?笑
髙橋海人
髙橋海人
結局まだなの?
平野紫耀
平野紫耀
何が?
髙橋海人
髙橋海人
仲直り、結局出来なかったの?
平野紫耀
平野紫耀
出来なかったもなにも、まだちゃんと話せてもないのに。




海人はキョトンとした顔で

紫耀を見つめていた。





平野紫耀
平野紫耀
なに頭の上にハテナいっぱい並べてんだよ(笑)
髙橋海人
髙橋海人
え、だってあなた来てたじゃん。
平野紫耀
平野紫耀
は?いつ??
髙橋海人
髙橋海人
会ってないの?!会って帰るんだよって言ったのにー。
平野紫耀
平野紫耀
え?は?、、どうなってんの?





紫耀は今の状況が

理解できていなかった。







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