猛はあなたに言った。
今までに見たことない
猛の表情。
響は焦って
オロオロとしだした。
猛は携帯を取り出して、
探し出した。
それでもやめようとしない猛。
そんな猛を見て
あなたは思わず叫んだ。
あなたにそう言われ
猛は静かに携帯を置いた。
さっきまでの
怖い表情ではなく、
いつもの猛に戻っていた。
あなたはお茶を一口飲むと、
大きく深呼吸をして
話しだした。
その先を言ってしまったら
祐奈さんにpieceを
潰されるんじゃないか、、、
そう考えると
言うのをためらってしまう。
そんなあなたに気付いて
猛はあなたの頭を
ポンポンとした。
躊躇しているあなたに
2人はどこまでも
優しかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!