第828話

piece804〜need you
2,679
2020/05/21 05:01



そんな2人を見ながら

微笑む猛と響。





星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
ホント、、よかったね。
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
いろんな意味でな。



紫耀とあなたは

猛と響の方を向いたが

また顔を見合わせて首を傾げる。




駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
あなたには紫耀がいてくれて、ホントに良かったなって思って。大袈裟かもしれないけど。
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
大袈裟じゃないよ!俺たちだけじゃ、きっとあなたをここまで支えきれなかったと思うもん。
平野紫耀
平野紫耀
そんなに俺すごい役目果たしてんのかな?笑



紫耀は少し照れながら

頭をかいていた。




駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
恭が居なくなってさ、、ホントにどん底だった。そんな時に記者にもメディアにもいろいろ言われたし、平さんの事もあったし、海外デビューの事もだし、、、それ以外にもホントに数えきれないぐらい、いろいろあった。
あなた

あったね、、そんな事。

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
いくら家族同然の幼馴染みでもやっぱり俺らじゃ埋められない穴もあるんだって事わかってたから、、。
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
そんな時紫耀があなたを好きになってくれて、あなたの側にいてくれて、あなたの事を励ましたり支えたりしてくれた事で、ホントに助かった、、俺らも助けられた。紫耀がいたからこそ乗り越えて来られた事多かったと思うんだ。
あなた

うん、、。

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
あなたって昔っから素直じゃないし、余計なことをイジイジ考えるしさ、、
あなた

そこいる?笑

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
ごめん(笑)でもそんなあなたを理解して、そこも含めて好きでいてくれるって、、世界中探しても紫耀ぐらいしかいないだろ?俺らじゃ無理。絶対無理。笑
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
絶対って(笑)まぁそうだなぁ、、家族としての好きだもんな(笑)
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
だから2人がただ笑い合ってるだけだけど、そんな2人を見ると安心する、、。親心とかゆうやつかな?笑
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
それだ!親心だ(笑)



猛と響はそう言いながら

微笑んでいた。



あなた

ホント世界中探しても、紫耀以上の人はいないと思う。こんな私を好きになってくれて、私も好きになれる人なんて、紫耀1人だけ。

平野紫耀
平野紫耀
お前さ、、今そんな可愛い事言う?笑



そう言いながら

チュッと軽くキスをする。




あなた

ちょっ、、紫耀っ///何考えてんの?バカッッ///

平野紫耀
平野紫耀
何って?今言っていいの?笑
あなた

そんな事なら言わなくていい///

平野紫耀
平野紫耀
そんな事って?笑
あなた

もーいいから!!!笑

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
俺たちの目の前でするとはな〜(笑)
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
さ、お邪魔らしいから戻るか。笑
あなた

え、行かないで!笑

平野紫耀
平野紫耀
何?見せつけたいの?笑
あなた

何の話ししてんの?!笑

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
あなた顔真っ赤、、。
あなた

もーいい!トイレに行ってくる!!





あなたは紫耀の部屋を出て

トイレに向かった。






廊下は暗かったが

ある部屋のドアが少し開いていて

そこから光が漏れている。



あなた

まだ起きてるのかな、、?




ちょっと声をかけようと

ドアを開けようとした時、

あなたはピタっと

手を止めてしまった。






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