第136話

piece134〜曲がり角の先に
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2019/01/18 13:52



4人の声が聞こえてきたからか、

最初の曲がり角を曲がると

そこには待ってましたと言わんばかりに

里美が少し前を歩いていた。



池田里美(いけださとみ)
池田里美(いけださとみ)
あ、おはよ〜!いつもここ通ってるの?偶然だね!うちも!
賀川恭平(かがわきょうへい)
賀川恭平(かがわきょうへい)
へー。おはよ。
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
なわけねーだろ。笑
池田里美(いけださとみ)
池田里美(いけださとみ)
まあどうでもいんだけどさ、一緒に行ってもいいよねー?久々会えたんだし!



そう言うと里美は

恭平の腕を掴んだ。



あなた

あ、委員会の集まりあるんだった!ね、響!先に行くねー!

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
え、あ!うん、そうだった!



そう言うとあなたと響は少し早く歩き、

先に行った。







池田里美(いけださとみ)
池田里美(いけださとみ)
追いかけないのー?
賀川恭平(かがわきょうへい)
賀川恭平(かがわきょうへい)
離せって。知ってんだろ。こーゆーのマジでやめろ。
池田里美(いけださとみ)
池田里美(いけださとみ)
あなた、響と行っちゃったねー!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
そーゆーウザい事しても、こいつら2人の間に亀裂なんて入らないから追いかけないだけだよ、恭平は。
池田里美(いけださとみ)
池田里美(いけださとみ)
でもあなた動揺してたじゃん?
賀川恭平(かがわきょうへい)
賀川恭平(かがわきょうへい)
お前にはそうゆう風にしか見えてないんじゃ、あなたの事全然わかってないって事だな。
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
俺も同感です。
池田里美(いけださとみ)
池田里美(いけださとみ)
2人してなんなの?
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
俺からしたらそっちが何なの?
賀川恭平(かがわきょうへい)
賀川恭平(かがわきょうへい)
まあまあ、平和に行こーぜー。朝から無駄な体力使うの勘弁。やり合うなら7組に行ってからにしろ(笑)



そう言うと恭平は

スタスタと歩き出した。



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