第646話

piece637〜玄さんストップ
3,589
2019/12/30 11:31




玄樹が大きな声で

ストップをかけた為

皆振り向く。





神宮寺勇太
神宮寺勇太
なに?どうしたの?
岩橋玄樹
岩橋玄樹
俺らが持ってってあげとけばいいじゃん!
永瀬廉
永瀬廉
なるほどな。
髙橋海人
髙橋海人
玄さんナイスアイディア〜!!
岩橋玄樹
岩橋玄樹
猛、これじゃダメなの??
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
ダメじゃないけど、、。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
もしもぶつけたり、落としたり、倒したりされたらって思ってる?
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
いやいや、そうじゃなくて。申し訳ないなーって。
平野紫耀
平野紫耀
何?今更遠慮してんの?笑
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
、、、うん。笑
髙橋海人
髙橋海人
猛可愛いなー!笑
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
ウルサイ(笑)
平野紫耀
平野紫耀
でもマジで持ってくよ?
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
んー、、じゃあ、、お願いしてもいいかな?
平野紫耀
平野紫耀
もちろん!
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
俺のギターを宜しく!
あなた

私のベースもお願いします!

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
俺はスティックだけだからカバンに入れてくわ!
平野紫耀
平野紫耀
オッケー!





そしてあなたは

紫耀の服の裾を

ちょんちょんと引っ張った。





平野紫耀
平野紫耀
???




それに気づき、

紫耀はあなたの方を見る。





目が合うと、

あなたが何を言いたかったのか

紫耀はすぐに悟った。





平野紫耀
平野紫耀
行こ。




小声でそう言うと、

あなたの手を掴み

立ち上がった。





平野紫耀
平野紫耀
おやすみー!
あなた

あ、皆おやすみ!明日は、、がんばろーね!





あなたは手を引かれたまま、

ちょこちょこと紫耀の後を

ついていった。






紫耀の部屋に入り

パタンとドアが閉まる。






あなた

紫耀、、?

平野紫耀
平野紫耀
ん??
あなた

ありがと、、気づいてくれて。

平野紫耀
平野紫耀
あんな目で訴えられたら、たまんねぇわ(笑)





紫耀はくしゃっとした

笑顔で笑うと

そのままベッドに倒れ込んだ。





平野紫耀
平野紫耀
はぁーーーもっとあなたと一緒にいる時間が欲しいわーーー。





自分と同じ事を

思っていてくれている。






わかっていても

言葉にして言われると

それだけで嬉しくて

胸がいっぱいになる。





あなた

私も、、。

平野紫耀
平野紫耀
ん??何??




イジワルそうに笑いながら

聞いてくる紫耀。





あなた

私も、、もっと紫耀と一緒にいたい、、。

平野紫耀
平野紫耀
そんなの知ってる(笑)、、おいで。




さっきのイジワルそうな

笑顔とは違い

優しく微笑んでいた。






そんな紫耀のもとへ

一歩ずつ近づいて行く。









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