第295話

piece292〜任せられる
4,812
2019/05/16 02:07




紫耀
「あなたはアンコールで《ツナグ》をしたいと思う??」



星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
俺らが1番聞きたかった質問!




あなた
「思う、、、けど、、、。」



星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
したいって思ってはくれてたんだね!!




海人
「何か不安な事があるから、歌いたい!って言い切れないんでしょ??」


「不安な事1つずつ言うてみ??」

あなた
「怖い、、、また恭ちゃんを思って泣く日々に戻るのかなって。。」



駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
やっぱりそこか、、、。
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
だよね。気持ちの整理がつかないのにアンコールでって、、、難しいよね。




紫耀
「それから?他には何が怖い??」

あなた
「ファンの方の前でちゃんと歌えるかが心配。きっと声が出ない。歌えない、、、もう歌えないってゆうか、歌わないって思ってたし。」


「平常心では歌われへんもんな、、、きっと。」

あなた
「うん、、、恭ちゃんの声が聴きたいって思う。でも恭ちゃんの声を聴いてしまったら平常心ではいられないと思う。。。」



星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
アンコールの曲、、他も考えてみる??
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
いや、俺はこの曲でいけると思ってる。
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
だってあなたあんな状態じゃ無理でしょ!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
そうだけど、、きっと持ち直すよ。あなたなら。
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
そうかー??




紫耀
「よし、聴いてみるか!」


「お前何言うてんの?笑」

紫耀
「だって全部憶測でしかないだろ?」

海人
「そうだけど、、、」

紫耀
「俺らがいるから大丈夫だって!!あなた、どうする?ここでやめるなら俺たちは寝る。」


「おい、紫耀!」

海人
「ちょっと厳しすぎじゃない?!」



星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
紫耀何言ってんの?!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
いや、これでいんだよ。




あなた
「聴く、、。紫耀達と一緒なら、、聴ける気がする。。


「マジで?!」

紫耀
「よく言った!」

海人
「強引にいったね(笑)」




駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
ほらな?笑
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
スゴ!さすがタケちゃん!紫耀もそれをわかってたんだ、、、。
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
紫耀はずっとあなたの事見てるし気にかけてるからな、、(笑)
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
何それ!あなたの事好きみたいじゃん!笑




紫耀
「じゃあ、、、再生するからな??」


あなた
「、、、うん。、、、恭ちゃんの声だ、、、。」


「恭平って歌上手いんやな。」

海人
「それな!ギターも全然イケてるじゃん!」

あなた
「うん、、うん、、ホントに。生で一緒に演奏したかったなぁ。」

紫耀
「大丈夫か??」

あなた
「大丈夫。」

紫耀
「ばーか。こんな時に強がんなよ。」

あなた
「だってバカだもん(笑)」



駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
あとは任せて大丈夫そうだな。
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
そうだね。





猛と響は静かにドアを閉め

その場を後にした。



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