pieceハウスの門をくぐり
入り口の前の広場に車を停める。
そうして廉はpieceハウスの探検へ、
猛は自分の部屋へと向かった。
ーーーーー猛side
自分の部屋のクローゼットを開ける。
そこには沢山箱があり、
その中から
《黒封筒》
と張り紙のされた箱を取り出した。
箱を開けると黒い封筒が
沢山入っていた。
この手紙の事は
猛と恭平しか知らない。
今となっては猛しか知らない。
今回ばかりは
猛も悩んでいた。
何が正解で
何が起ころうとしているのか。
何を選択して
何を切り捨てればいいのか。
恭平がいたら
真っ先に相談していたのに、、、
猛はふとそう思った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。