第545話

piece537〜後ろの正面だーあれ
3,445
2019/08/11 02:23
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
まぁでも見つかったなら良かったじゃん!
あなた

ホント良かったー。。

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
帰って紫耀にも教えてあげなきゃだね!
あなた

うん!!

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
あなたがミサンガ取りに行ってる間、2組で待っとくわ。
あなた

ありがとう!受け取ったらすぐに行くね!

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
おう!じゃあまた帰りに〜!





そうして3人は

それぞれの教室へと

入っていった。








気づけば午後の授業も終わり

放課後になっていた。








あなたはササーッと教室を出て

皆に気づかれないように

屋上へと向かった。







ーーーーーガチャッ







あなた

颯斗ー、、??





屋上のドアを開けて

辺りを見渡すが、

まだいないようだった。




あなた

よいしょっと!





天気がいいと照り返しが酷い為、

あなたは屋上の

陽の当たらないところに座る。






そしてそこで颯斗が来るのを

待つことにした。





あなた

10組長引いてるのかなー??




待っていても

なかなか颯斗が現れず。





あなたは10組まで

様子を見に行こうと

立ち上がろうとした。






その時、、、






あなた

わっっ、、!!!




後ろから勢いよく肩を押さえつけられ

無理矢理座らされた状態になった。






あなた

だ、、っっ?!?!





誰?と言おうとした

あなたの口を

強い力で塞いでくる。





あなた

んーーーっっ!!んーんっっ!!!





口を塞いでいる手を振りほどこうと

必死になってもがくあなた。








だがその手も

《後ろにいる誰か》から

力強く押さえつけられてしまった。






身動きも取れず、

声も出せず。






そして手を後ろで縛られているのが

感触からわかった。









口を塞いでいる手、、、

肩を押さえつている手、、、

そしてあなたの事を縛る手、、、






瞬時に思ったのが

《後ろにいる誰か》は

《1人じゃない》って事。





あなた

んーーんっっっ!!!んーーーっっっ!!!





誰、、?颯斗、、?

全く想像もつかず、

訳の分からないまま、、。






助けて、、、





後ろにいるのは誰、、、?





怖い、、、







そう思うと、

無駄な抵抗だとわかっていても

もがき続けるしかなかった。








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