スズメの鳴く声や、
カーテンの隙間から差し込む朝日。
目を開くと
朝が来た事が一瞬でわかった。
布団の上で伸びをしながら
眼を覚ます。
両サイドを見ると
響はまだ寝ていたが
猛は布団の上にいなかった。
あなたが廊下に出ると
猛の部屋から物音が聞こえる。
覗いてみると
猛が筋トレをしていた。
響はライブの日
いつもギリギリまで寝ていた。
あなたは自分で
廉の名前を出しておきながら、
昨日の事を思い出し、
気まずそうな顔をしていた。
2人が猛の部屋で騒いでいると
こんぶさんがやって来た。
あなたは急いで玄関へと
降りていった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。