夜中、寝苦しくて
目を覚ましたあなた。
頭も痛くて寒気もすごく、
関節痛が酷かった。
紫耀を起こさないようにして
熱を測りにリビングへと向かった。
とりあえずソファーに座り
熱を測る。
一瞬間違いかな?と思い、
もう一度計り直す。
紫耀にうつしちゃいけない
という事もあったし、
とりあえず何よりキツくて、
ソファーから動く事が出来ずに
そこで横になった。
あなたはマスクをつけ、
ソファーの上にあった
毛布にくるまり、
ソファーの上で眠りについた。
どれぐらい寝ていたのだろう、、、。
誰かがあなたを呼ぶ声で
なんとなく意識が戻ってきた。
海人はバタバタと
リビングを出て行くと
バタバタと戻ってきた。
紫耀はあなたのオデコに
手を当てて
かなりの熱さに驚いていた。
紫耀はとりあえず
キツそうにしているあなたを
抱きかかえる。
紫耀はあなたを部屋に運び
布団をかける。
あなたはまたウトウトと
し始める。
紫耀は優しくそっと
あなたの頭を撫でると
部屋を後にした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。