第644話

piece635〜早く帰りたくて
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2019/12/29 12:21




海人は2人の元へと戻った。





平野紫耀
平野紫耀
おかえりー!
永瀬廉
永瀬廉
猛なんて?
髙橋海人
髙橋海人
ん?あー、、やっぱ間違いだったって(笑)あと疲れも溜まってきてるだろうし、早めに帰れるようにするって言ってたよ!
永瀬廉
永瀬廉
そうなん??
髙橋海人
髙橋海人
だから俺らも終わったらソッコー帰ろ!せめて紫耀だけでも!
永瀬廉
永瀬廉
せやなー。最近あなたとゆっくり過ごす時間なかったんやろ?
平野紫耀
平野紫耀
あー、、うん。そうかも、、早く帰れるなら帰りてー!!今からすぐにでも帰りてーー!
永瀬廉
永瀬廉
あなた達まだ学校やからな?笑
平野紫耀
平野紫耀
そうか、、そうだよな(笑)





あなたと久々

ゆっくり居られると

考えただけでも、

嬉しすぎて、、、。






痛みなんか忘れ、

早く終われ

早く終われと

心の中で何度も思っていた紫耀。






そしてリハーサルが終わり、

帰る準備を急いでしていた。






平野紫耀
平野紫耀
早く!早く!海人早くしろって!
髙橋海人
髙橋海人
ちょっと待ってよ〜。
永瀬廉
永瀬廉
俺ら先下降りとくわ(笑)
髙橋海人
髙橋海人
え、廉まで??ちょっとちょっと置いて帰らないでよ?
永瀬廉
永瀬廉
それはどうかわからんわ(笑)
髙橋海人
髙橋海人
嘘だー!笑
平野紫耀
平野紫耀
じゃあ下で待ってっから!




そう言って紫耀と廉は

部屋を出て下へと向かった。






平祐奈
平祐奈
紫耀っ!!





その途中、

後ろから呼ばれ

振り返る。





平野紫耀
平野紫耀
祐ちゃん、、。
平祐奈
平祐奈
紫耀、今日帰るの早いんだね!
平野紫耀
平野紫耀
あ、うん。
平祐奈
平祐奈
腕大丈夫?結構痛そうだったけど、、病院送ってこうか?
永瀬廉
永瀬廉
あのなぁ、そんなんアンタにしてもらわんでも、俺らでするから。
平野紫耀
平野紫耀
廉、ちょっと言い方、、。
永瀬廉
永瀬廉
ハッキリ言わなわからんねん!
平祐奈
平祐奈
あ、、ごめんなさい。
平野紫耀
平野紫耀
ごめん祐ちゃん、今日俺急いでるんだ。もうホントに腕は大丈夫だから、、廉たちもいるし!だから明日から仕事に行ってね?
髙橋海人
髙橋海人
しょー!れーーん!




そこへバタバタと

走りながら駆け寄ってくる

海人の姿が見えた。





髙橋海人
髙橋海人
早く行こっ!!あ、祐奈さん、、お疲れ様でした!





海人は祐奈に向かって

ペコッと頭を下げると、

紫耀と廉の背中を押しながら

ささーっとその場を去って行った。






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