第337話

piece332〜裏事情
4,430
2020/12/01 07:43



スタッフさん達が見えなくなるのを

確認したあなたは、猛に言った。




あなた

タケちゃん、、さっき、、

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
とりあえず帰って休め、、な?俺はちょっと今からなんであなただけ残る事になったかを廉に話しとく。1番理解できそうだし(笑)
あなた

ごめんね、、ホントにごめん。ありがとう。

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
謝るなって。




猛はあなたの体調を気にして

打ち上げに行かなくてもいいように

してくれたのだ。





スタッフさん達にバレないように

上手いこと言ってくれた事に

感謝をしてもしきれない。





ホントに良い仲間を持ったなと

あなたは心から思っていた。



星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
あなたは、何か伝えといてほしいこと無い??
あなた

ピックをね一応置いててほしくて!はめ込むタイプの!もしも指がどうしても痛くて弾けそうに無い時用に、、、。

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
オッケー!頼んどくね。
あなた

ありがとう。

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
裏口にスタッフさん達が来る前に、廉のとこへ行こう!


そう言って3人は

客席の廉が座っているところへ

足早に向かった。



永瀬廉
永瀬廉
お疲れーい!アンコールはなかったんやな!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
アンコールは前日リハにする事になったんだ!
岸優太
岸優太
マジかー!楽しみにしてたのに!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
ごめん(笑)それから皆に頼みたい事あって、、。廉ならわかってくれるかなと思って廉に頼みにきた(笑)
永瀬廉
永瀬廉
なんかあったん?
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
打ち合わせをするのに打ち上げに行こうって言われたんだけど、あなたが一睡もしてない寝不足で、正直なところキツイと思うんだ。
永瀬廉
永瀬廉
そうやったん?!リハよく頑張れたな!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
だろ?マジでヒヤヒヤだったわ(笑)
あなた

ごめん、、、笑

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
で、スタッフさん達を説得したんだよ。あなたは廉達の意見をまとめるからって、家に帰してもらえるようになってるから、、、お願いしてもいい??
岸優太
岸優太
まとめればいいんだろ?任せろ任せろ〜!
永瀬廉
永瀬廉
アホ(笑)そこちゃうやろ(笑)
岸優太
岸優太
え、違うの?
永瀬廉
永瀬廉
猛が言いたいのは、もしもスタッフの誰かに何か聞かれた時は口裏合わせといて欲しいってこと。それから1番は、まずあなたをゆっくり休ませて欲しいって事やろ!笑
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
さっすが廉〜!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
廉なら一発で理解してくれると思った!笑
永瀬廉
永瀬廉
当たり前やん。任しとき。笑
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
じゃあ、ごめん!俺と響行かないと行けないから、、あなたの事宜しく!
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
頼んだ!!
永瀬廉
永瀬廉
おん。こっちは心配せんでええからな!
あなた

タケちゃん、響、、ありがとう。お願いします。

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
ゆっくり休め!


猛はあなたの背中を、

響はあなたの肩を、

ポンポンとして、

走って裏口へと向かった。




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