第512話
土日のコンサートも
無事に終わり、
月曜日の朝を迎えていた。
あー眠。。。これ授業中寝るパターン。。
同じく、、、。
これ飲んで頑張り。
廉は響とあなたに
栄養ドリンクを手渡した。
あー助かるわ!!
廉ありがと、、。
あれ?猛は??
あー、なんか今日から朝学習が始まるとかで、もう学校行ってるはず!
へぇー、頭いい猛でも受けなきゃいけないんだね!
だよね!私たちこそ受けるべきだと思う、、、笑
俺らは受験しないし、とりあえず点さえ取れればいいっしょ!
そんな余裕ぶっこいてて大丈夫?
大丈夫大丈夫〜!テスト前に頑張るから!
じゃなくて!時間!
響とあなたは
時計を見て絶句、、、
あなた急ぐぞ!!!
響、待って!置いてかないでよー!
そんな慌てて怪我しないようにねー!
オッケー!行ってきーーー!
ちょっと響待ってよ!!行ってきまーす!
あなた!!待って!!
バタバタ玄関から
出て行こうとするあなたの腕をつかみ
呼び止める紫耀。
わっ!!
あ、ごめん。強く引っ張りすぎた(笑)
引っ張られバランスを崩し、
あなたは紫耀に倒れこんだ。
え、ちょ、、何?///
あまりにも突然の事すぎて、
そして倒れた拍子に
紫耀の顔が近すぎて、
思わず目をそらしてしまった。
カバン。何しに学校行くんだよ(笑)
あ、、カ、カバン!あ、ありがとう!!じゃあ、、行ってきます!!!
恥ずかしさのあまり
バタバタ出て行こうとした
その時、、、
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。