第962話

piece928〜かすかに残る香水
2,230
2020/08/10 13:37




ーーーーーpiece side





King & Princeのシェアハウスに着き、

あなたはシャワーを浴びていた。





シャワーを浴び終わると、

リビングにいる猛と響の元へと

顔を出した。





あなた

タケちゃん達お風呂入ったの?

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
あなたの反対側で一緒に入ったよ!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
入ってくるなって言ったのに、、、
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
だって1人で入るの寂しいじゃん!笑
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
狭いし、邪魔だし、いいことない。
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
タケちゃーん、そんな事言わないでまた入ろーねー!



そう言いながら、

響は猛に抱きついた。




駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
やめろ、離れろ(笑)んで、あなたは?もう寝る感じ?
あなた

あーうん、、ゴロゴロする。笑

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
おっけ。部屋は?俺らと一緒に寝るか?




猛からそう聞かれて、

そういえば紫耀はいないんだった、、、

という事を思い出す。



あなた

ううん、、紫耀の部屋で寝る。

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
そっか、、わかった。もうすぐ皆帰ってくるだろうし、何かあったら誰かに頼れよ?
あなた

うん、ありがと。おやすみ、、。

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
おやすみ〜!



あなたはリビングを出て

紫耀の部屋へと向かった。





つい昨日までは

ここで紫耀と、、、

そう考えただけで

お腹の奥がキュッとなる。






そして紫耀の部屋を開けると

ほのかに紫耀の香水の匂いがした。






あなた

紫耀、、何でこんな時に限っていないんだろ、、。





離れている時間と距離が

2人の邪魔をする。





あなたはカバンからスマホを抜き、

椅子にかけられた紫耀のパーカーを

ベッドまで持っていくと、

抱きしめながら横になる。





そしてスマホのディスプレイを見ると

紫耀からの着信が入っている事に

気がついた。





気まずいのはわかる。

でもしばらく帰ってこないのに

連絡を避けていては

どんどん気まずくなるたけだ、、、






そう思ったあなたは

ダメ元で紫耀に電話をかけた。






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