第406話

piece400〜海人の靴
4,050
2019/04/19 21:22



あなたは玄関から

出て行くところだった。




平野紫耀
平野紫耀
あなた!!




紫耀に呼び止められるが、

振り向きもせずに

玄関から飛び出していった。





すぐさま紫耀も後を追う。





平野紫耀
平野紫耀
あなた、、!ちょっと待てって!



紫耀はあなたの腕を掴んだ。




抵抗するかと思ったら

すぐに立ち止まる。





平野紫耀
平野紫耀
、、あなた??
あなた

海人、、。

平野紫耀
平野紫耀
海人??
あなた

海人の靴、、履いてきちゃった。




紫耀はあなたの足元を見ると

確かに海人の靴だった。






それに気づいた紫耀とあなたは

顔を見合わせて笑っていた。




平野紫耀
平野紫耀
マジか(笑)まぁ、、いっか!このまま気晴らしに少し歩こ!
あなた

うん、、海人ごめん。笑

平野紫耀
平野紫耀
廉だったら怒られてたかもだけど、海人だから大丈夫(笑)
あなた

そっか、、廉は潔癖症だもんね!笑




さっきまで大声で叫んでいた

あなたとは違い

妙に落ち着いていた。



平野紫耀
平野紫耀
すっげー泣きじゃくってるのかと思った。
あなた

誰が??

平野紫耀
平野紫耀
いやこの流れであなたしかいねぇだろ(笑)
あなた

あ、そうだよね(笑)




上の空の発言というか、

あなたの返答がぼんやりしていて、、、






きっとさっき響に言われた事を

気にしているんだろうと

紫耀は感じ取った。





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