第803話

piece782〜独り占めしたくなる
3,118
2020/04/29 23:18



廉が出て行ったあと、

ダイニングテーブルの椅子に座り

頭痛薬を飲んだ。




しばらくボーッとしていたあなた。





あなた

はぁ、、。




ため息をつきながら

机にうつ伏せた。





ーーーーーガチャッ





そこへリビングのドアが

開く音がする。




顔を上げると

髪をタオルで拭きながら

紫耀が入ってきた。




平野紫耀
平野紫耀
部屋にもいなかったから探した。
あなた

あ、ごめん。部屋行こっか。

平野紫耀
平野紫耀
体調悪い?
あなた

体調?




紫耀は机の上にある

頭痛薬のカラを指差す。




あなた

あー、これ。頭痛くて(笑)頭痛薬飲んだとこ。




立ち上がり

水を持って紫耀の方へと向かった。




平野紫耀
平野紫耀
髪濡れたまんまじゃん。



紫耀は自分の頭の上にあったタオルを

あなたの頭にかぶせる。




そしてそのタオルで

クシャクシャっと

あなたの髪の毛を拭いた。




あなた

紫耀のシャンプーの匂いがする、、。

平野紫耀
平野紫耀
そうか?じゃあ海人も一緒の使ってるから、海人もこれだよ?
あなた

それはヤダ、、。いや、ヤダってゆうか!そうゆう意味じゃなくて!!笑

平野紫耀
平野紫耀
(笑)その慌てっぷり(笑)海人聞いたら傷つくだろうなぁ〜(笑)
あなた

違う違う違う!紫耀の匂いって思ってかぎたいってゆうか、、なんてゆうの?もーヤダ、、変態じゃん、私。笑

平野紫耀
平野紫耀
変態なのは今日の外でしたあの時にもう、
あなた

あーーーそれは言わないで!!

平野紫耀
平野紫耀
シーっ皆起きるから。笑



そう言って

紫耀はあなたを抱き上げ

部屋へと向かった。




紫耀の部屋に着き

ベッドの下にあなたを座らせる。




そしてその後ろのベッドに

紫耀が座り、

あなたの髪の毛を

乾かしだした。




平野紫耀
平野紫耀
なんかさ、、
あなた

ん?

平野紫耀
平野紫耀
こうゆうの、、カップル感あって俺好きなんだけど。
あなた

いきなり、、(笑)でも、、幸せだなぁって、胸がきゅーって締め付けられる。良い意味で。

平野紫耀
平野紫耀
あなた?



紫耀が髪を乾かしながら

あなたの肩を

ポンポンとした。



あなた

何??





紫耀の方へ振り向くあなた。





あなたが振り向いたと同時に

唇が触れるか触れないかぐらいの

優しいキスをする紫耀。



平野紫耀
平野紫耀
こうゆうのも好き。
あなた

うん、、///

平野紫耀
平野紫耀
俺ちょっとした事で、幸せだなぁって感じるんだよなー。あなたのおかげ。
あなた

うん、、。幸せだなぁって感じるから、、紫耀を独り占めしたくなる。

平野紫耀
平野紫耀
もうしてんじゃん(笑)
あなた

だって、、ティアラに向かって投げキスとかしたりさ、、手振ったりさ、、するじゃん。ファンサでさえヤキモチやいちゃうから、ライブとか絶対見に行けない。笑

平野紫耀
平野紫耀
何でそんないちいち可愛い事言うかなー(笑)ファンサはサービス。あなたに向けては愛情表現。だから許して?
あなた

うん、、でもライブは見に行かない。

平野紫耀
平野紫耀
あなたが見に来てくれるライブはあなた以外しないつもりだったんだけどなぁー。
あなた

無理じゃん。笑

平野紫耀
平野紫耀
できるよ?俺上手いから。笑
あなた

でもそれはダメだよ。せっかくティアラの人達も楽しみに来てくれてるんだから。

平野紫耀
平野紫耀
じゃあ見に来てくれる?ライブ。
あなた

考えとく(笑)

平野紫耀
平野紫耀
おーい(笑)てゆうかさ、何か久しぶりにこうやってゆっくり話したよなぁあなたと。
あなた

だね、、こうゆう時間も幸せ。はい交代!ドライヤー貸して?

平野紫耀
平野紫耀
俺はいいよ。笑
あなた

いいからホラ!





そして紫耀とあなたは

場所を交代して髪を乾かした。




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