第715話

piece705〜胸元を
3,425
2020/02/06 07:25





リビングに戻ると

マスクをつけた海人がいた。





髙橋海人
髙橋海人
あなたどうだった?
平野紫耀
平野紫耀
んー、まぁキツそうだよな。
髙橋海人
髙橋海人
そっかー、、病院行けんの??誰か休みいたっけ?
平野紫耀
平野紫耀
廉休みじゃなかった?
髙橋海人
髙橋海人
そうだっけ??岸くんは確実休みだよ!
平野紫耀
平野紫耀
岸くんかー、、、




紫耀はしばらくの間

考えていた。



平野紫耀
平野紫耀
いや、岸くんは無いな(笑)
髙橋海人
髙橋海人
おーーーい(笑)
平野紫耀
平野紫耀
ちょっと廉起こしてくるわ。




紫耀は廉の部屋に行く。





するとそこには

まだ寝ている廉がいた。





平野紫耀
平野紫耀
廉、、悪ぃ起きて!
永瀬廉
永瀬廉
なんなん、、?俺今日休みやけど、、。




不満そうに目を開け、

紫耀の方を見る。




平野紫耀
平野紫耀
俺仕事なんだよ。
永瀬廉
永瀬廉
そんなん知らんわ。
平野紫耀
平野紫耀
あなたがさ、かなりの高熱でダウンしてて。あれ1人じゃ病院行けそうにないし、廉連れてってやってくんない?




廉は頭をかきながら

ゆっくりと起き上がる。




永瀬廉
永瀬廉
何?風邪、、?
平野紫耀
平野紫耀
インフルかもしれないけど、検査してないからなんとも、、。
永瀬廉
永瀬廉
あー、、なるほど、、なるほどな。
平野紫耀
平野紫耀
行ってくれる?
永瀬廉
永瀬廉
おっけ。
平野紫耀
平野紫耀
ありがと。俺の部屋で寝てるから、、後頼んだ。




紫耀はバタバタ

廉の部屋を出て行く。




残された廉は

しばらくボーッとしていたが、

立ち上がると

紫耀の部屋へと向かった。




永瀬廉
永瀬廉
あなたー?、、、入るで?




中から返事が無かった為、

ドアをそっと開ける。




紫耀のベッドの上には

息苦しそうに息をしながら

眠っているあなたがいた。





永瀬廉
永瀬廉
熱、、バカ高そ、、。



枕元に座る廉。





するとあなたのパジャマの

胸元からキスマークが

何個か見えた。




永瀬廉
永瀬廉
ヤバ、、紫耀つけすぎやろ、、笑



あなたの胸元のキスマークを

見えないようにしようと、

パジャマに手をかける。





するとうっすらと

あなたの目が開き、

廉と目が合った。



永瀬廉
永瀬廉
あ、、いや、これはな、、ちゃうねん。キスマークが見えんようにッッ、、?!



あなたに急に腕を引っ張られ、

バランスを崩す廉。




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