第466話

piece459〜紫耀の小指
3,862
2019/06/02 11:22



あなたがベッドに横になるのを

確認すると、

紫耀は部屋の電気を消した。





あなた

紫耀、、?

平野紫耀
平野紫耀
ちゃんといるよ(笑)




そう言って紫耀は

あなたのベッドサイドへと行き座る。





平野紫耀
平野紫耀
安心して寝ていいからね。
あなた

ありがと。





あなたは目を閉じた。






紫耀の小指を触りながら。






そして気づいたら寝息を立てていた。






平野紫耀
平野紫耀
俺の小指を触りながら寝るって子どもかよ(笑)




しばらくあなたの寝顔を

眺めていると

こんぶさんが入ってきた。





こんぶさん
こんぶさん
あら、もう寝ちゃったのね。
平野紫耀
平野紫耀
すぐ寝ちゃいました。よっぽど疲れてたんですかね?
こんぶさん
こんぶさん
そうねー。それに貴方の小指を触りながら寝たって事は寝るのが不安だったのかもしれないわ。
平野紫耀
平野紫耀
不安、、??
こんぶさん
こんぶさん
昔から、夢を見るのが怖い時、必ず誰かの小指を触りながら寝てたの(笑)ホント、いつまで経っても甘えん坊なのよね。
平野紫耀
平野紫耀
なるほど。それでこの部屋で寝てって言ってたんだ、、。
こんぶさん
こんぶさん
夜中に目覚めた時、誰も居なかったら不安だったんでしょうね。貴方の分の布団も持ってくるわ。
平野紫耀
平野紫耀
俺取りに行きますよ!
こんぶさん
こんぶさん
小指掴まれててどうやって行くの?笑
平野紫耀
平野紫耀
あ、、確かに(笑)
こんぶさん
こんぶさん
任せて!力には自信があるから!
平野紫耀
平野紫耀
じゃあ、、すみません。お願いします!
こんぶさん
こんぶさん
はいは〜い!




こんぶさんは紫耀達に背を向けて

ヒラヒラ〜っと手を振りながら

布団を取りに行った。





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