第469話

piece462〜ちっぽけな幸せ
3,911
2019/06/04 03:49





ーーーーーあなたside







紫耀の呼吸が聞こえる。

紫耀のドキドキを感じる。

紫耀の体温に触れてる。






紫耀の事を

こんなに近くに感じる事が

今までなかったから、

妙に緊張してしまう。






でもそれと同時に

自分が不安な時に

人のぬくもりを感じれると

すっごく安心出来るんだと思った。







紫耀だから

こんなに安心出来るのかな?







それはよくわからないけど、

紫耀がいてくれて

ホントに良かった。







こんなちっぽけな事でも

幸せだなって感じれる。






あなた

ねぇ、、紫耀、、?

平野紫耀
平野紫耀
ん?どうした?
あなた

いてくれて、ありがとう。

平野紫耀
平野紫耀
急にどうしたの?
あなた

ありがとうって、、言いたくなった。

平野紫耀
平野紫耀
なんだよそれ、らしくねぇな(笑)
あなた

、、うるさい。笑






紫耀の胸に顔をうずめていたあなたが

紫耀の顔を見上げた。





平野紫耀
平野紫耀
電気ついてなくても、月明かりだけで顔が赤くなってるのバレバレ(笑)
あなた

言わないでよ、、!






頬をぷくっと膨らませて

紫耀を見つめた。






そんなあなたを見て

腕枕をしていない方の右手で

あなたの左頬に触れる。





平野紫耀
平野紫耀
あなたの為だったら、いつでも側にいてやるよ。




優しく微笑みながら

あなたを見つめる紫耀。







そして紫耀の顔が

どんどんあなたに近づいてくる。







あなたは反射的に

ギューっと目を閉じた。












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