第611話

piece603〜譲らない女
3,410
2019/11/08 08:26




廉は紫耀達のやりとりを

遠くから見ていた。





永瀬廉
永瀬廉
なぁ、なんでおんの?
平野紫耀
平野紫耀
何が??
永瀬廉
永瀬廉
あの人。前に紫耀と共演してた人やろ?
髙橋海人
髙橋海人
あー!平祐奈ちゃん?ホントだ!何でいるの??
平野紫耀
平野紫耀
知らね?仕事がないからとかなんとか?
髙橋海人
髙橋海人
へぇー。なんか噂になってるもんね!ネット上で。
平野紫耀
平野紫耀
噂?
永瀬廉
永瀬廉
何も知らねーの?(笑)
平野紫耀
平野紫耀
俺は基本SNSとか見ねぇもん。





やれやれと呆れる廉。

そして海人は

チラチラと

祐奈の方を見ていた。





髙橋海人
髙橋海人
祐奈ちゃんてさ、紫耀に彼女出来たこと知ってんの??
平野紫耀
平野紫耀
さあー?俺言ってないし、知らないんじゃ?
髙橋海人
髙橋海人
知ったらどうなるんだろーね?
平野紫耀
平野紫耀
どうなるも何も、どうもなんないでしょ(笑)
永瀬廉
永瀬廉
ホンマに、、、紫耀のアホさには呆れるわ。
平野紫耀
平野紫耀
え、俺なんか間違った事言った?
永瀬廉
永瀬廉
もぉええわ(笑)
髙橋海人
髙橋海人
あ、ホラ!始まるよ!




休憩も終わり、

3人はジャニアイの稽古に

集中していた。











そしてやっと終わり、

時計を見るともうすぐ

日付が変わりそうな時刻。







平野紫耀
平野紫耀
あー、お疲れ様でしたー。
髙橋海人
髙橋海人
したぁー!
永瀬廉
永瀬廉
お先に失礼しまーす!




と現場に挨拶をして、

荷物を持ち

外に出ようとした

その時、、、。






平祐奈
平祐奈
紫耀!お疲れさま!
平野紫耀
平野紫耀
祐ちゃん!は?まだ帰ってなかったの?
平祐奈
平祐奈
うん!紫耀の事待ってた!





祐奈はニコニコ笑顔で

紫耀に駆け寄り

顔を見上げていた。







永瀬廉
永瀬廉
悪いけど、俺らもう帰らなあかんねん。
髙橋海人
髙橋海人
そうそう!明日も早いしね!!
平祐奈
平祐奈
じゃあ送ってく!
永瀬廉
永瀬廉
そうゆう事ちゃうねん!
平野紫耀
平野紫耀
まぁ、でもこの時間だし、1人で帰すわけにもいかねぇだろ。
永瀬廉
永瀬廉
紫耀!!
平野紫耀
平野紫耀
俺らと一緒のタクシーで、駅まで送ってこうぜ。
平祐奈
平祐奈
ううん、私が送ってくよ!
永瀬廉
永瀬廉
ちょっと黙っといてくれませんか?
平祐奈
平祐奈
紫耀、永瀬さん私が乗るの嫌がってる、、?
永瀬廉
永瀬廉
あのなぁー!
髙橋海人
髙橋海人
まぁーまぁまぁ!ここはひとつ!夜も遅いわけですし、俺らとタクシーに乗って、平さんが先に帰る!これで今日は納得してくれませんか?
平祐奈
平祐奈
そうね、、、夜も遅いしね、、。今日はね!
永瀬廉
永瀬廉
ガチで腹立つ、、、さっさと行くぞ。




廉は3人を置いて

スタスタと先に

歩き出してしまった。







それに3人が続いていき、

そしてタクシーに乗り込んだ。








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