あの後、かっちゃんと出久とは仲良くなった。
幼稚園の春休みが終わったら、かっちゃんと出久と同じクラスに通うようだ。
私が髪ゴムを落としてしまったらしい
拾ってくれたのは、私より2つ上ぐらいのお姉さん
お姉さんは私の家を指さす。
お姉ちゃんは私を撫でる
出久とかっちゃんとは遊ぶ約束はしていなかった。
だから私は答える。
こうして、この日は日が暮れるまで遊んだ。
お姉ちゃんと遊んだり、出久とかっちゃんと遊んだり春休みを過ごした。
ガチャッ
お母さんに手を振って、幼稚園に向かった。
そんなことを話しているうちに幼稚園についた。
初日だからか、幼稚園の始業式とかそういうので終わってしまった。
私達は家に帰っていく。
ダッダッダッ
でも、幼稚園は大人にかなうわけなくて
私の腕を掴まれた。
いやだ!いやだ!いやだ!
私は手を振り放そうとした。
でも無理だ。
私が強い個性でこの人を捕まえられたら良かったのに。
男は私を刺そうとした。
この二人には傷ついて欲しくない。
私が守らないとだめなんだっ!
バッ
男の人は手錠をかけられたように手を後ろで組んだ。
もで、手錠のようなものは無いし、真後ろに人もいない。
なんとオールマイトが来た!
出久は感激で泣いている。
ヒーロー大好きだもんね。
手を後ろで組んでいる犯人をみて驚く。
ピーポーピーポー
私は外れろ、外れろと念じる。
パッ
手錠のようなものが外れる。そして、犯人が私を刺そうとする。
私は咄嗟に刃に曲がれと言ってみる。
曲がるわけないけれど。
グニャッ
曲がった!?
ガチャッ
そこをすかさず警察が逮捕する。
私の個性!
こうしてオールマイトは去っていった。
こうして、私の個性が出た。
そして、皆でヒーローになる約束をした。
私はこの約束を私は一生忘れないだろう。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。