【設定】
2020年2月
コロナなし
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ラウールside
最近の悩み子供が出来た事が言えない…
僕まだ16
向井「聞いて!!3番目出来たんよ!!」
阿部「マジ!?おめでとう!!」
あんな風に祝ってもらえるのかな?
向井「ラウ?」
『ん?アッおめでとう!!』
向井「ありがとうな!!」
向井「ラウなんかあった?」
『どうして?』
向井「最近ぼーっとしとること多いやん」
『気の所為じゃない?』
こうやって誤魔化すしかない
いつまで言えない僕って弱いな……
向井「…ホンマ?」
『本当』
そう聞かないでよ
まず誰に話したら良いんだろう
ふっかさん?岩本くん?
誰?
向井「ラウー!!飲みもん買いに行こうや」
『うん!いいよ』
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向井「なぁラウ?」
『ん?』
向井「やっぱなんか隠しとるやろ?」
『なんで?笑』
向井「俺な何年も関西でお兄ちゃんやって来たねん」
向井「みっちーも謙杜も隠し事しよるとラウ同じ様になんねん」
言うしかないか…
『僕さ付き合ってる子がいるの』
向井「そうなん!?」
ラウ「そう。彼女が妊娠しちゃったの…」
向井「…」
黙んないでよ…
向井「ラウはどうしたい?」
『育てたいけど』
向井「けど?」
『怖い皆からなんて言われるのか』
『それに彼女もこの業界に居るから更に怖い』
向井「そりゃ誰でも怖いねんで?」
向井「でもな俺は知っとるんよ高校生で子供が出来ても」
向井「この業界で生きれとる人を何人も知っとる」
向井「Lilかんさいの西村拓哉と嶋﨑斗亜あの二人なついこの間子供生まれてん」
『え?』
向井「あの二人な妊娠分かったの高校入ってすぐやったんよ」
向井「分かった時点であの二人は15歳」
向井「でも直ぐには関ジュに言い出せんかった」
向井「ラウみたいにな?」
向井「俺さそん時はさほとんど東京に居ったからさ」
向井「直ぐに気づいてやる事が出来んかったけど」
向井「たまたま 会う機会があったよそん時ラウと全く同じ顔しよった」
向井「あの2人の彼女もこの業界に居る人やねんな」
向井「あの二人も直ぐに覚悟は出来んかったけど」
向井「出産に近づくに連れて覚悟出来ていったんよ」
向井「今はどう彼女さんと子供を守って幸せにしようか」
向井「考えながら 初めての育児に奮闘しとるよ笑」
なんか笑康二くんに話して良かったな...
向井「ラウがその気なら俺らが支えたる」
向井「ラウには兄貴が8人もおんねんで?」
向井「それも全員子持ち俺なんかラウの子供と同い年の子が生まれるねん笑」
向井「大丈夫や(*^^*)」
向井「アンチされて落ち込んでも俺が笑わしたる」
向井「いざとなったら守るで?それに笑ウチに筋肉ゴツイ人おるやん笑」
『岩本くんね笑』
向井「ラウのためなら俺ら何でもすんで?なあ?笑」
渡辺「ファハハwwバラスの今かよww」
!?!?!!!!!!!!
岩本「ゴツイってもちょい違う言い方あったでしょww」
向井「照兄ごめんやん!!」
なんで...?
『いつから居たの?』
宮舘「僕彼女いるの の辺りからかな?」
『最初から居んじゃん笑』
深澤「まあ、安心しろ俺らが守ってやるから」
『え?』
目黒「育てたいんだろ?」
阿部「子供持つ俺らはラウ達を支える事しか出来ないよね笑」
佐久間「まあまあ大船に乗った気持ちでいろよ!!」
深澤「なんか佐久間が言うとうざいわ〜笑」
佐久間「おい!!なんでだ!!ww」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!