Why
〜かいそう〜
宿舎の部屋が隣りのWhy ちーむ
女の子だから1人部屋、のはずだが
「ただいまぁー」
と毎日帰るのは 決まって隣の部屋
とも「ただいまじゃないよ?もう…」
奨「始めてきた日みんな着替えてたからね?笑」
内田「ちゃんとノックしましょ笑」
「はい!!!」
ひこ「返事だけはいいんだよねぇw」
…
「コンコン ココンコン 雪だるま作ろ〜 ドアを開けて〜」
「「笑笑笑」」
奨「あと10秒まってー」
「わかったけど、早くあそぼー!」
ひこ「いつにも増して、あなた機嫌いいなぁ笑」
「10たった! もういいかぁーい」
「「はーい」」
ガチャ
「かくれんぼみたいだね笑」
内田「扉開けたらすぐ見つからるけどねw」
なにか思いついたように時計を指さすあなた
「みんなさ、この時間になったら寝るよね…?笑」
瑠姫「だめでーす」
文哉「今日も帰りましょー」
扉からいきなり話しかけてくる2人
「えぇぇ もう少しでお別れになるかもなんだよ? 」
とも「そんな事言わないでよ…」
「だって、隣部屋じゃなくなったら…会えない」
「「え、そっち!? ww」」
瑠姫「会えるでしょ? 会ってくれないの逆に」
「んー。でも隣がいい」
奨「カップルじゃないんだから」
奨くんの少しズレたツッコミでその場は笑いに包まれた
ひこ「じゃあ、ひこの布団おいで」
「おじゃましまー」
とも「女の子なんだからダメでしょ?」
「床に布団引いてねる…」
瑠姫「じゃあ、あなたの部屋でみんな布団引いてねません?」
「おおぉ! 広いしどうぞ」
隣が決まる前に あなたの隣を陣取る瑠姫
ひこ「えぇ 瑠姫くん怖いんやけど」
瑠姫「なんで!?w」
ーー
しりとりしながらみんなで布団に入る
あなたの隣は結局 瑠姫と 文哉
瑠姫が隣を勝ち取ったのに
朝起きると文哉の腕の中にいたあなたであった
瑠姫「文哉め… 」
文哉「瑠姫こわっ。」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!