天下のBTSに入る私の心臓はきっと天に召されてる
-YOU SIDE-
マネ『今日からBTSのメンバーだ。』
ドアをカチャカチャやってると、後ろからそう言われた。
マネ『え?じゃなくて。今日から、メンバーだからよろしく。』
マネ『さあ?俺にもわかんないよ。』
マネ『あーメンバーだから。早く入れよな!』
いや……おいおいおい!なんだよ、早く入れよな!って、BTSがいるんだよ?いちゃうんだよ?そんなん無理に決ってんじゃん?天に召されちゃうよ?いいの?入った瞬間に消えるよ?消えちゃうよ?いいの?マジックみたいな事になるよ?なんかすごいマジシャンみたいになっちゃうよ?
マネ『早く入れや!』
ガチャ
お、おぉー神々しい……背後からオーラが凄いよ。凄すぎるよ。
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まあ、いろんな事があって、自己紹介まで終わりました。
感じ取った私の思ってることレーダーによると
まあ、シュガさんを抜いたヒョンラインの皆さんは、なんとなく歓迎しているようですわ。
マンネラインの皆さんは、あまり歓迎してないみたいですね。
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あー今日は、いろんな事があった
BTSのメンバーになったり、BTSのメンバーになったり、BTSのメンバーになったり。
うん。絶対救った。
それにしても、私には、大きな秘密がある。
まあ、それはのちのち……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。