あなたside
『と、とりあえず一回家帰るね‼』
侑「ほな俺も」
まさかほんとにお隣さんだなんて、、、、(笑)
『国語と…科学と英語ね』
侑「お~い!」
『侑君!?』
侑「まあここサムの部屋なんやけどな。もしかしたら見えるかもって思て(笑)」
『なるほどね』
『あ、お母さんに伝えたの?』
侑「あ、待ってな。」
侑「オカンーーー‼‼」
宮ママ「なんやー??」
侑「今日人来るけどええやんな?」
宮ママ「嘘やん‼あんたもっと早よ言い‼‼」
侑「ごめんて(笑)」
宮ママ「誰が来はんの??」
侑「お隣さんやで」
宮ママ「お隣さん⁉何すんの?」
侑「なんやろな~?まあやましいことやあらへんから」
侑「部屋汚いけどご免やで」
『大丈夫‼』
侑「ほな待ってるで」
『うん!』
宮君ママに驚かせてあげよう。
『頑張れ、私!』
そう言い聞かせて宮君宅へ急ぐ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。