メイクさん『な、なんかあったんですか…?』
彼女『別に?あんたにはわかんないっしょ。』
メイクさん『…すみません。』
うわぁ…メイクおんに可愛そう…。
…早くジヨン、帰ってきて…
メイクさん『あの、何か飲みますか?』
彼女『え、いーのお?じゃあ、車で10分先にあるスタバでなんか買ってきてー』
メイクさん『…はい。』
メイクおんにぃいい!!
置いてかないでよ…(^^;;
メイクさんは部屋を出た。
そして、しん。と静まり返る部屋。
物音立てたら終わり…。
ジヨン…。
その時、
ガチャ
彼女『あ、ジヨン〜♡♡』
彼女『あ、今、メイクさんに飲み物買ってきてもらってるんだけどお、2人きりだよ、なんかする??』
彼女『えっー。だってえ』
彼女『…きゃあっ!』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!