江口「そろそろ時間?」
『そうみたいっすねー』
江口「じゃー、さよなら!」
『ばいばーい!』
『あとは写真を載せるだけー。』
江口「ほんとにこれでいいの?」
『まぁ、私に任せなって。』
江口「わかったよ。」
『お、Twitterでえぐしのだって。いい感じじゃん』
江口「ねぇ、写真とろーよ。」
『もう撮ったよ?』
江口「プライベート用にー」
『いるぅ?』
江口「いいじゃんいいじゃーん」
『ぴ、ぴーす』
江口「やっぱりあなたは可愛いねぇ」
『お世辞でもやめてくださーい』
江口「お世辞じゃないよー」
『はははっw』
『ターゲット来たよーw』
四宮「四乃森さん!拓也くんとツーショなんてずるいです!私も撮りましょ!」
江口「えぇ……」
四宮「Twitterあげますね!」
江口「……うん」
『江口くん。スタッフが呼んでるよ。』
江口「!!行ってくる!」
『ははっw』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。