これは、3年生が卒業してモモたちが2年生になった時のお話。
高校2年生になり変わったことは
モモは正式に弓道部のマネージャーになった
そしてミナはモモの家を出て今は恋人のあなたの家で暮らしている
いつも通りにミナと別れモモは弓道部に向かった
マネージャーはみんなが来る少し前に言ってモップがけをしなくてはならない
1年生の頃から手伝っていたモモにとってはお手の物だった
ーガチャー
部室のドアを開けると
普段なら先に来ているサナの姿が見えなかった
荷物をおき弓道場に歩いていくと
ーパンッ!!!!ーー
この時間にはまだ誰も来ていないはずの弓道場から弓の打つ音がした
足音を隠しながらゆっくりと弓道場のドアを開けて中を見るとそこには弓を持って的に向かって矢をはなっているサナの姿だった
ーパンッ!!!ー
サナが放った矢は見事に真ん中に命中した
サナは打ち終わったあと弓を手からおろし自分の手をじっと見つめていた
その手は少し震えていた
サナは苦笑いをしながら弓を片付け始めた
モモはあることを思い出した
サナ先輩はマネージャーになる前は弓道の全国大会2位の成績を持ってるほどの実力があることを
けど、あることがきっかけで今は弓道を休んでいること
モップを掛けながサナは話を続けた
その時
サナはそういいダヒョンの背中を押しながら弓道場を出ていった
ー部活終わりー
サナに頼まれたものを部室の棚にに返していると突然ダヒョンがモモに話しかけてきた
たあはフラフラとし腰をイスに下ろした
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!