第27話

愛をくれた意味ー最終回②ー
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2023/06/21 09:29
そして私とあなたが付き合い始めてから1ヶ月





今日は卒業式だ
校長
卒業証書、イム・ナヨン
ナヨン
ナヨン
はい
校長
おめでとう
ーパチパチパチー









ダヒョン
ダヒョン
やっぱり卒業式は泣けるなぁぁポロポロ
サナ
サナ
来年はうちらやしな
ジョンヨン
ジョンヨン
なんだか寂しいですね、別れって
ミナ
ミナ
そうですね、でも
ミナ
ミナ
別れもまた1つの出会いです。次の出会いを楽しみにしましょ!
ダヒョン
ダヒョン
.....ミナ、君
サナ
サナ
なんか雰囲気変わったなぁ〜
ミナ
ミナ
ジョンヨン
ジョンヨン
なんだか穏やか?丸くなりましたよね?
ミナ
ミナ
え、え?
サナ
サナ
わかるぅー!なんか出会ったころはどこかつんつんしてたのに今じゃまるまるしとる
ミナ
ミナ
え〜どうゆうことですか笑
ダヒョン
ダヒョン
とにかく!今の方が君らしいと言うことだ!
ミナ
ミナ
そうですか笑笑
ジヒョ
ジヒョ
あ、名井さん
ジヒョ
ジヒョ
ちょっといいかしら
ミナ
ミナ
え、はい
ジヒョ
ジヒョ
これ....
そう言って委員長が渡してきたのは生徒役員の紙だった
ミナ
ミナ
ミナ
ミナ
なんですかこれ
ジヒョ
ジヒョ
名井さん、私と一緒に生徒会やってみない?
名井さんが生徒会長、私が副会長を
ミナ
ミナ
ジヒョ
ジヒョ
来年度の生徒会は私たちで引っ張って行きましょう。学校のみんなも賛成してくれるはずよ
ミナ
ミナ
私が....生徒会長
ミナ
ミナ
で、でも
副会長、ジョンヨン先輩は....
ジョンヨン
ジョンヨン
私は、もう十分すぎるほど生徒会を満喫できたよ
ジョンヨン
ジョンヨン
次は新しい世代に任せるよ
ミナ
ミナ
副会長...
私たちが体育館裏で話していると副会長がやってきた
ジョンヨン
ジョンヨン
それに、会長がいない生徒会は正直寂しいからね
ジョンヨン
ジョンヨン
だから任せるよ、ミナちゃんたちに生徒会をこの学校を
ミナ
ミナ
でも、私でいいんですか
私はひとりじゃなんにもできない人間です
ジョンヨン
ジョンヨン
ミナちゃんはひとりじゃないよ
ミナ
ミナ
ジヒョ
ジヒョ
私たちがいるじゃない
第一名井さんが1人でなんでも出来たら副会長そのほかの生徒会役委員の役目が無くなっちゃうじゃない
ジヒョ
ジヒョ
できないことはみんなで助け合う、そのために仲間がいるんじゃない
ジョンヨン
ジョンヨン
応援してるよ、困ったら相談にでも来てよ
ミナ
ミナ
......
ミナ
ミナ
はい、私....やってみます!!
ジヒョ
ジヒョ
決まりね
ジヒョ
ジヒョ
じゃあ、ジョンヨン先輩この書類を生徒会に提出お願いします
ジョンヨン
ジョンヨン
了解
ミナ
ミナ
....あの
ジョンヨン
ジョンヨン
ん?
ミナ
ミナ
2人の関係は...?やけに仲が良さそうで..
ジョンヨン
ジョンヨン
あー
恋人、元恋人
ミナ
ミナ
ジヒョ
ジヒョ
中学生の時よね?私が中一で先輩が中二
ジョンヨン
ジョンヨン
そうそう笑笑
あの時はまじで面白かった笑
ジヒョ頑張り屋だから先生に頼まれた仕事全部受け入れちゃうから最終的に泣きながら私に助け求めてきたよね笑
ジヒョ
ジヒョ
ちょ、辞めてくださいよ!
ジヒョ
ジヒョ
だったら先輩だってー
ミナ
ミナ
....,なんだか、楽しそうですね
ミナ
ミナ
普通別れたら気まずくなるのに..
ジョンヨン
ジョンヨン
気まずいって....ま、確かにね笑笑
ジヒョ
ジヒョ
でもお互いちゃんと納得して別れたし
気まずくはなかったわね
ミナ
ミナ
ちなみに別れた理由は...
ジョンヨン
ジョンヨン
ジヒョの
ジヒョ
ジヒョ
ジョンヨンの
ジヒョ、ジョンヨン
ジヒョ、ジョンヨン
浮気!!
ミナ
ミナ
ジョンヨン
ジョンヨン
はぁ?!何言ってるの!浮気したのは私じゃなくてジヒョでしょ!!!
ジヒョ
ジヒョ
はぁぁぁ?!何嘘言っちゃってるの!
ジョンヨン先輩がこんな美しい私がいるのに浮気したのがいけないんでしょ?!!
ミナ
ミナ
まぁまぁ、2人とも過去のことなんで、、、
ナヨン
ナヨン
ジョンヨン
ジョンヨン
ジョンヨン
あ、会長!!
すると卒業服を来て片手には卒業証書をもって走ってくる会長がいた
ナヨン
ナヨン
ここにいたんだ
ジョンヨン
ジョンヨン
すいません、探しました?
ナヨン
ナヨン
うん、でも見つかったからもういいよ
ミナちゃんも一緒においで
ミナ
ミナ
え、私も?
ミナ
ミナ
じゃあ委員長も..
ジヒョ
ジヒョ
はぁ?!ちょ、名井さん?!
私たちは会長に引っ張られ学校の校門にやってきた



校門の近くでは卒業式を終えた3年生達が友達と最後の時を過ごしていた


その姿を見るとやっぱりどこか寂しかった


モモ
モモ
お!ミナ!!
サナ
サナ
こっちこっちー!!
ミナ
ミナ
え?モモ?!それにサナ先輩とみんな、、、!
ダヒョン
ダヒョン
まったく!どこに行ってたんだ、この僕を待たせるなんて100万年はやいぞ
ツウィ
ツウィ
まぁ、頭が幼稚だから仕方ないよね!あ、嘘だよ!嘘!
チェヨン
チェヨン
写真、みんなでとるんだって
ミナ
ミナ
ナヨン
ナヨン
やっぱり卒業式の最後はみんなでお別れをしたい、思い出を作りたい
ナヨン
ナヨン
自分がここにいたということを残したいの、私の最後のわがままでみんなで写真を撮りたい
ツウィ
ツウィ
私も写真撮って欲しい!見て見てこの卒業式の洋服可愛いでしょ?!ま、元がいいからだよね!
ジョンヨン
ジョンヨン
そうですか...やっぱり会長はどこまでも会長ですね笑笑
ジヒョ
ジヒョ
あの、なんで私まで...
ナヨン
ナヨン
パク・ジヒョ、ジョンヨンの元恋人、知ってるよ
ジヒョ
ジヒョ
....
ナヨン
ナヨン
ジョンヨンが大事にした人だから私もジヒョちゃんのこと大事にしたい.....いいかな?
ジヒョ
ジヒョ
........べ、別に
お好きにどうぞ//
ジョンヨン
ジョンヨン
照れてる
ジヒョ
ジヒョ
照れてないし、バカ
モモ
モモ
てか、あなた先輩は?なんやかんや言って先輩いなかったら寂しいやろ
ナヨン
ナヨン
あぁ、あなたなら...
あなた
お待たせぇぇぇ!!
あなた
カメラ持ってきたよ!
大きな声を出して卒業生の中を押しのけて先輩が走ってきた
モモ
モモ
やっぱりミナの恋人すごいなぁ...
ミナ
ミナ
うるさい
あなた
はい、先輩カメラ!
ナヨン
ナヨン
ん、ありがとう
ミナ
ミナ
......
あなた
あっ!ミナ!
先輩は私を見つけるなりよってきた
あなた
とうとうこの日が来ちゃったね、私が卒業するわけじゃないけどやっぱりなんかさみしーわ
ミナ
ミナ
会長が卒業するからですか?
あなた
はぁ?!ば、、違うわ、!
ミナ
ミナ
いいですよーだ
そりゃあ元々は会長が好きだったんですからね!
あなた
も〜
お前さ、ほんと違うから
ダヒョン
ダヒョン
おいおいなんだ、また喧嘩か?
いい加減君らも仲良くなれ!会長と副会長のように恋人みたいになってみろ!
ツウィ
ツウィ
ちょっwwwやめなよ!
恋人みたいにってこのふたりが付き合うみたいじゃん、さすがに身近でこんなたくさん女同士ガ...
あなた
うん、私ミナと付き合ってるよ
ツウィ
ツウィ
うん!そうそう
2人はつきあって....
ツウィ
ツウィ
は?まじ?
ツウィ
ツウィ
えっ?、 !!え、!えー!!!!!
ナヨン
ナヨン
そっか、おめでとう
ダヒョン
ダヒョン
良かったなあなた
サナ
サナ
お幸せに〜
チェヨン
チェヨン
パチパチパチ👏
ミナ
ミナ
みんな...ありがとう///
ツウィ
ツウィ
ちょ、なんでみんな驚かないの?!!!
チェヨン
チェヨン
なんでって、見ればわかる
ジョンヨン
ジョンヨン
2人の態度見てるとばればれなんだよね
ジヒョ
ジヒョ
ほんとにね
ツウィ
ツウィ
え〜じゃあ分からなかったの私だけじゃん
モモ
モモ
まぁ...そうなるね
ナヨン
ナヨン
じゃあ2人のお祝いをかねて写真撮るよ
サナ
サナ
私モモちゃんのとなり!
ミナ
ミナ
先輩こっち来て!
ダヒョン
ダヒョン
ジヒョはここに来たまえ!
ジヒョ
ジヒョ
はいはい
ナヨン
ナヨン
じゃあ撮るよ〜
校門の前に並んだ私たちは



会長がシャッターを押すのを待っていた
あなた
ミナ
ナヨン
ナヨン
5..4...
ミナ
ミナ
なに?
会長がシャッターを押してこっちに走ってくる間


耳もとで先輩が喋りかけてきた
あなた
来年の卒業式は2人で写真撮ろうね
あなた
私の卒業式だからさ
ミナ
ミナ
....嫌です
あなた
はぁ?!
ナヨン
ナヨン
3...2...
ミナ
ミナ
来年はじゃなくて、来年もですよ
ナヨン
ナヨン
1
あなた
プハ笑笑
なんだそれ
ーパシャ!!!ー















ダヒョン
ダヒョン
おーおー!僕の顔めっちゃくちゃかっこよくないか?!
サナ
サナ
モモちゃんの顔可愛ええなぁ〜
モモ
モモ
そんなことないですよー
...って、ん?
モモ
モモ
なんかあなた先輩こんな笑ってるの初めて見たわ
ナヨン
ナヨン
えー?どれどれ
ほんとだ笑
あなためちゃくちゃ笑顔じゃん
ジョンヨン
ジョンヨン
それに比べてミナちゃんめっちゃ顔真っ赤じゃん笑
ミナ
ミナ
そこは触れないで下さいよ...
あなた
あーもう!写真見るの終わり!
それよりみんなでご飯食べに行くんでしょ!ほら行くよ!
先輩の声にみんなは笑いながら歩き始めた
これで本当に私の夢は終わり


夢は叶ったから


次からは新しい夢を持とう



大切な人を悲しませないように


あなた
ミナ〜早くー
ミナ
ミナ
うん!今行く!
ありがとう




私の最高の仲間たち。



あなたたちの幸せを私も心から願ってます。



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