第4話

一緒にいたい《目黒蓮》
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2021/07/26 11:07








『もう一生、勝手に蓮の服きません



もう一生、蓮の香水を無断で使ったりしません



もう一生、夜ご飯に手料理に見せかけて


冷凍食品のお惣菜を蓮に出したりしません



なので…どうか、どうか許してください』(




目黒「ねぇ、何言ってんの?笑」




『だってs( 』




ゴロゴロドカーン




『キャャャャャャア!! ゴンッ』




目黒「ちょっ、大丈夫?!」




『…痛ァ』




















今日は空がめっちゃ曇ってて


天気予報では雷がなるって言ってたんだけど




蓮の仕事が休みだから1日一緒にいられるし、


そんなに怖くないだろうって思って


余裕ぶっこいてたら




雨が降ってきた瞬間めっちゃ怖くなって




結局、あんな感じで空の神様に


助けを求めてみたけどムダだったみたい(




おまけに雷の音にびっくりして


後ろに転けちゃったし…




















目黒「立てる?」




っていいながら私を抱きあげてくれる彼は


ほんとに優しくて、カッコよくて




『…蓮、好き』




目黒「だいぶ前から知ってる笑」




『なんか…ウザイ』(




目黒「落とすぞ」(




こうやって、さりげなく


気を紛らわしてくれるところが


本当に優しいなって思う




















雷が落ちては叫ぶを繰り返してると


次の雷がめっちゃ近くに落ちたみたいで




『キャャャャャャア!!』




目黒「…停電した?」




『…もうヤダ、、泣』




目黒「大丈夫だから、な?


手、握っててあげるから(ギュッ)」




『…うん』




目黒「あっ、ラウールからメールきた」




『手、離しちゃダメ!!』




目黒「ねぇ、なんで両手握ってんの笑


片手でよくない?笑」




『…イヤ』




目黒「わかったわかった笑


ちゃんとそばにいるから笑」




『…うん、ラウールくんは後にして』(




目黒「ラウールに嫉妬すんなよ笑」(




『してない!!』




















このあとも、蓮のメンバーさんの話を聞いたり


最近あった面白いことを話したり…




でも、停電してるから部屋が暗くて


だんだん眠くなってきた




『…ウトウト』




目黒「…どした?眠い?」




『…コクッ』




目黒「そっか笑


じゃあ、ソファーで一緒に寝る?」




『…うん』




そう言うと私を抱っこしながら


ソファーに向かう蓮




















目黒「おやすみ、あなた」




『おやすみ、蓮』




こんな幸せな時間が続けばいいのにな




…なんてアイドルの彼に


直接伝えたりはできないけどね










まだ眠りが浅いころ




私の頬に軽く彼の唇が触れた気がしたのは


気のせいなのかな…












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