第293話

第272話~だからこそ~

2,989

2021/07/10 10:43




︎︎

あなた

あのさ、お話あるんやけど……、




察したのか、倫君はベッドから起き上がり、座った。



ベッドの上で座ってる倫君の前に私は立った。

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

どしたの？




深呼吸をして、落ち着かせて……、、


私は思ったことを話す。

あなた

倫君が…さ。好きって言ってくれて、
ドキドキしたし…、
ほんまにすっごい"嬉しかった"

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

……うん

あなた

その、私も倫君の事…好き……やで



倫君の顔を見ると、ほんの少し赤くて、驚いてた。

あなた

で、でも、私の"好き"がちょっとわかんなくて。

あなた

異性として…恋愛としての"好き"なのか
友情でこれからも仲良くしたいの"好き"なのか。

あなた

倫君は私の事分かってくれて、
いつも迷惑かけてるけど…守ってくれて

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

……いつも言ってるじゃん。迷惑とか思ってないって

あなた

……そぉいうところがホンマに優しくて、

あなた

倫君なら……、って思っちゃう時もある。

あなた

…………倫君の事大好きやし、これからも仲良くしたい。




︎︎だからこそ……。

あなた

ごめん……。

あなた

こんな曖昧な気持ちで返事するのもおかしい。

あなた

それは分かってる。けど、、
思ってることを言わんと、あかん気がした。

あなた

それに、こんな気持ちで付き合いたいとか言ったら、倫君に失礼やから。

あなた

その……つまり、なんて言うか……、
ありがとう……。それと、ごめん。



あれ、私まとめれてなくない。？


こんなんじゃ………………、






ｸﾞｲｯ



ﾄﾞｻｯ



腰を引っ張られ、そのままベッドに倒れ込む。

あなた

えっ、ちょ……



「はぁ~……」とため息をして、

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

そーいう所も好きだわ。




ｷﾞｭｩ…



腕の力が強くなった。

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

(俺のために)そこまで考えてくれたんでしょ？

あなた

え？？まぁ……うん

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

ずるいよね〜。あなたの下の名前って。ほんと……。

あなた

はっ？？え、何言っとん、？

あなた

ｯｯてか、離れてっ！？

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

今日はこのまま寝落ち〜。

あなた

はぁっ！？


一緒のベッドで寝るだけでも恥ずかしいのに

お互い向き合ってる状態で抱きしめられてるから、余計恥ずかしい。


すると、倫君は私の首あたりに顔をうずめた。

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

振られたけどさ〜、俺多分。

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

諦めることは出来ないわ、w

あなた

……

角名倫太郎(ｽﾅﾘﾝﾀﾛｳ)

今まで通り、ちょっかい出すから、w

あなた

えぇ〜。ww




ﾂｰ……と、首に"なにか"が零れ落ちたのがわかった。     








☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆



色々新作ネタ(？)あるんやけど、
とりあえず、こんなけに絞った。まだまだあるww
 
どれか気になるタイトルある？


🔹過程やからタイトルは多少変わる可能性あり
🔹ストーリーやオチは決まってるやつがほぼ。

🔹(〇〇高校)←とは書いてるけど、ワンチャン変わる。
でも、ストーリーは決まってるというwww

 🔹期限とかは特にない！！


私が新作出したいなぁ……って思ったらこのアンケートを、参考にしよう思ってｯｯ

アンケート

気になるのあれば。

ドMな後輩(稲荷崎)

26%

俺は男に(東卍)

普通な私(烏野)

15%

ヒロインなんて(青城)

21%

姉と私(白鳥沢)

13%

意外な一面(稲荷崎)

20%

投票数: 1094票

アンケート

お願い💓

表と裏(梟谷)

30%

王子様なんて(ハイキューのBJ.AD)

11%

叶わぬ恋(烏野)

18%

あなたはどっちにする？

13%

笑顔。(青城)(第2の及川!?w)

29%

投票数: 1034票




︎︎

いいねして作者を応援しましょう！

1,487

第294話第273話~朝から倫君は~

国宮🦊💜🕊 #常に新作準備中

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。