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第11話

レオン
司祭、すみません。
僕たちが式を挙げさせてもらったから……
バレンタイン司祭
貴方に式を挙げないかと言ったのは私です。当然、受けて然るべき報いですよ。
司祭は牢の中から、レオンに出会った時と変わらぬ笑みを向けた。
レオン
僕が何とかして牢から出してもらいますから!
レオンは司祭に呼び掛けながらも、司祭を救う方法を考える。


司祭は穏やかな笑みを浮かべるだけだ。
バレンタイン司祭
レオンさん。

大丈夫です。いつかこうなることは解っていましたから。
しかし、私は多くの人が悲しむのを見ていられなかった。

貴方のその気持ちだけで、もう充分ですよ。

私を助ければ、貴方やミリアさんにまで危害が及ぶ。
貴方はミリアさんを幸せにしなくては。
バレンタイン司祭
そうでしょう?
最早、レオンは何も言えなかった。



何か言おうと口を開くも、何も出てこなかった。
司祭はどこまでも穏やかな笑みを一層深め、レオンに帰るように促した。






帰る道すがらのことをレオンは覚えていない。
ただ、気がつけば家で心配そうにミリアに覗きこまれていた。





ペルカリア祭はもうじきだった。