第21話

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2022/07/16 03:18


あなた
爆豪さんは食べないのですか?
爆豪勝己
あ?








A組の皆がワイワイとバーベキューを楽しんでいる間、爆豪は一人で静かに海を眺めている。


そんな彼に、あなたが声をかけた。








爆豪勝己
テメェこそ、食わねえのかよ。
あなた
一応⋯仕事中なので。
爆豪勝己
⋯そーかよ。









爆豪がそう言うと、あなたは彼の隣に座った。


すると、切島、上鳴、そして瀬呂の三人が、

バーベキューの串焼きを手に、
爆豪とあなたの元へやってきた。








切島鋭児郎
おーい、二人も一緒に食おうぜ!!
上鳴電気
マジでうめーよコレ!
爆豪勝己
んじゃあ⋯二本。









「おっ、珍しく素直。」と瀬呂が言うと、

いつも通りキレた爆豪。


イラつきながらも、チラッとあなたを見ながら、
切島から二本串焼きを貰う。

一本はお皿に置き、もう一本は手に持ったまま。








爆豪勝己
おい、夜久。
あなた
!、やっと名前で呼んで⋯む゙っ、









初めてあなたを名前で呼んだかと思えば、

手に持っていた串焼きの肉を、
あなたの小さな口に押し込んだ。


突然のことにその場の空気は凍りつき、

あなたは目を見開き、
串を持っていた爆豪の腕を両手で掴んだ。








緑谷出久
かかかっ、かっちゃん⋯!?
切島鋭児郎
⋯ちょ、おま、何してんだ!!?
あなた
っ⋯⋯なにふるんへすか⋯。









呂律が回らない状態で、

あなたはモゴモゴしながらそう聞く。








爆豪勝己
お前、腹減ってんなら勝手に食えや。
あなた
⋯!(気づかれていた⋯)
爆豪勝己
「仕事だから」っつって、
自分のこと後回しにして⋯
爆豪勝己
もっと、自分に素直になれよ。
あなた
っ⋯!!
















______『お前はもっと、自分に素直になれ。』








あなた
(二回目だな⋯言われるの。)









爆豪は串をパッと離し、

何事も無かったかのように自分の分を食べ始めた。








オールマイト
そういえば夜久少女、
今日まだ何も食べてないよね!?
八百万百
そうなのですか!?
あなた
余計なこと言わないでください。
轟焦凍
なら、これも食うか?
蛙吹梅雨
これも、美味しいわよ。
瀬呂範太
これもこれもー!









皆はあなたに色々なものを勧めた。


少し焦ったあなたに爆豪が再び言う。








爆豪勝己
遠慮すんな。
食べねーと体壊すぞ。
あなた
!⋯ 








あなた
!──── では、
あなた
遠慮なく、いただきます。































ころ
ころ
自分でも、何が
書きたかったのかわからない。
ころ
ころ
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