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第1話

# 1
14,311
2018/08/26 08:58
(( 優斗side ))





『あなた〜〜〜 !!!!(ガチャッ』


あなた「あ 、優斗くん ……… 」


『元気にしてた ?』


あなた「まあ 、」


『ねえねえ 、俺のレッスン見にこない ?』


あなた「優斗くんの …… ?」


『そう !行こう !!』


あなた「ちょ 、ちょっと待ってて」


『 ……… これで変われるといいんだけど』




あなた「お 、お待たせ !」


『あ 、待って 。髪結ぼ』


あなたの髪をひとつにまとめて 、真ん中らへんで結んだ 。


『どう ?』


あなた「ありがとう」


そう言ってあなたはマスクをつける 。


『マスクつけて暑くない ?しかも長袖だし』


あなた「大丈夫だよ」


『そっか 、じゃあレッツゴー !!』









『おっはよー !』


あなた「え 、あ 、おはようございます …… 」


瑞稀「優斗おそ …… え ?」


涼「誰その子 ?」


蒼弥「もしかして 、彼女 !?」


龍斗「あ、おはようございます 笑」


『この子は俺のいとこ !』


あなた「は 、初めまして 、紅月あなたです」


瑞稀「 ……… 井上瑞稀」


涼「初めまして 、橋本涼です(ニコッ」


蒼弥「あ 、猪狩蒼弥です !」


龍斗「作間です」←


あなた「よろしくお願いします ……… 」


『よし 、練習始めよ !あ 、』


あなた「優斗くん ?」


『あなた 、いつものやって(ボソッ』


あなた「わ 、わかった」


瑞稀「優斗 、何話してたの ?」


『なんでもない !』


涼「曲かけるよ〜」









(( 瑞稀side ))


優斗が連れてきた 、紅月さん 。


あの子は 、なにかがちがう 。


なんかこう 、普通じゃないっていうか 。


ひとを引きつけるようなオーラがある 。


それから 、ひとを拒絶するようなオーラも 。


蒼弥「ふう 、」


優斗「あなた 、覚えられた ?」


あなた「 ……… うん」


龍斗「え ?」


涼「覚えられた 、ってなに ?」


優斗「まあまあ 、とりあえずもう1回やろ !」


『優斗 、ちゃんと説明して』


優斗「 …… わかった 。あなた 、俺のとこ入れる ?」


あなた「(コク」


優斗「じゃあ頼んだ !」


『ちょ 、え !?』


優斗「まあ見てて」


優斗は得意げな顔をして 、少し離れた床に座った 。


涼「ねえ 、紅月さん」


あなた「あ 、はい !」


涼「ちゃんとできるの ?」


あなた「 ……… 大丈夫です 、任せてください」


そう言った紅月さんの目は真っ直ぐだった 。


涼「わかった 。でもその代わり 、間違えないで」


あなた「わかりました」

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