第45話

# 42
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2018/10/08 14:06
(( あなたside ))




稽古場を出て 、スタジオへ向かっている途中 。


?「あー !あなたちゃんや !!」


誰かが猛スピードでこっちに突進してきた 。


『わっ 、!重岡さん !!』


大毅「久しぶりやな !相変わらず背は小さいし 笑」


『ちょっと !一言余計です !』


大毅「まあまあ 、笑」


?「しげ 、その子誰 ?」


なんか 、すっごい背の高い人が重岡さんに質問を投げかけた 。


大毅「この子は紅月あなたちゃんやで !身長めっちゃちっさいやろ〜 ??」


『重岡さん !!』


また余計なこと言って !


望「へえ〜あなたちゃんって言うんや !俺小瀧望 !仲良くしてや !!」


『小瀧 、さん ?』


なんか聞いたことある ………


『あ !プリンシパルの !!』


望「そやで !見てくれたん ?」


『あ 、はい !友達がDVD贈ってくれたので 笑』


望「その友達最高やな !」


『アメリカ人の子なんですけどね 笑』


大毅「えええ !?小瀧ってアメリカ人にも認識されてるん !?ええなぁ〜俺も認識されたい( 拗ね )」


『でも 、その子重岡さん担らしいですよ』


大毅「ほ 、ほんま !?」 ← 切り替え早


『はい 笑』


大毅「ありがとな〜 !その子にお礼言っといて !」


『了解です !』


望「ところで 、あなたちゃんは何やってるん ?」


『スタジオに向かってます 。関ジュの曲作るので』


望「へ !?きょ 、曲 !?!?」


『そういえば 、WESTさんの曲も作って欲しいってジャニーさんに言われました』


大毅「ジャニーさんもすごいことすんなぁ 。さすがジャニーズ事務所の社長ですね 笑」 ← そこかよ


『急いでるんで 、失礼します !』


望「え 、ちょっとー !!」


重いギターを持って 、スタジオへと走った 。









『よし 、頑張らないと !』


気合いを入れて 、ピックを持った 。


まずは 、関ジュの曲から 。


4回ほどギターを弾いて 、息を吸った 。


『常識ってなんですか ?そんなの俺らは知りません
普通ってなんですか ?俺の辞書にはありません』


待って 、このフレーズ気に入ったかも 。


そのあとも気に入ったフレーズやメロディをバーッとノートに書き留めていった 。





『あー眠い ……… 』


ノートとギターを持ちながらゆっくりと歩道を歩く 。


やば 、ちょっと頭痛いかも 。


ホテル行ったら薬飲まなきゃ 。


『 ……… Woke up on the right side of the bed
What's up with this Prince song inside my head?
Hands up if you're down to get down tonight
'Cause it's always a good time』


私の好きな曲 " Good time " を口ずさみながら 、ホテルへ向かう 。


『Slept in all my clothes like I didn't care
Hopped into a cab, take me anywhere
I'm in if you're down to get down tonight
'Cause it's always a good time
Good morning and good night
I wake up at twilight
It's gonna be alright
We don't even have to try
It's always a good time』


その時歌いながら歩いていたせいか 、誰かとぶつかってしまった 。


『わっ 、いた ……… ごめんなさい !』


?「あ 、いやこちらこs ……… つき !」


『しゅんやんけ !また会ったね !!』


駿「ほんまやな 笑」

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