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第3話

事実
俺は蓮に、からかい混じりで言った。
「あの転校生、蓮の事が気になってるらしいぜ。」
すると蓮は、
「俺は可愛いより美人の方が好みだ。」
と言った。
俺はそんな蓮に腹を立てた。
何故だかは知らんが。
その日から、女子の恋バナに耳を傾ける様になった。

それでようやく気がついた。

_________俺って意外とモテるんだな。

俺と蓮は同じサッカー部。

あの転校生の件のお陰で気づいたのだが、いつも俺と蓮を応援しにきてくれる人がいる。
しかも何十人も。

全員蓮のファンだと思い、試しにその子達に手を振ってみたら、そのうちの半分くらいがきゃーーーとか叫びながら、手を振り返してくれた。
そしてその後は、なんと差し入れを頂いた。
「モテるって、ファンがいるって、いいものだな」
俺が呟くと、蓮は呆れた様に
「今頃気がついたのか?」
といった。
「これも全部あの転校生のお陰だな。」
「、、、なんで?」
「お前結局、分かってないのか?」
「どういうことだ?」
「お前は、あの子が、好きなんだよ。」
「え」
衝撃の事実だった。

やっぱりそうなのか?
「お前分かりやすいんだよ。橘を見る時、恋をしてる顔だから。」
「そうなのか」
恋、か。

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白鳥天舞音@明日の夜まで
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