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第2話

転校生
あの日は、いつもより騒がしかった。

転校生が来る、と聞いていたから。

来るという事実しか知らなかったクラスメイト達は、
性別、顔、性格などを想像して楽しみにしていた。



そして待ちに待ったホームルーム。

入ってきたのは。

女子だった。
でも、俺には少女に見えた。
まだ小学生くらいに見える。

そう思えたのも無理はなかった。

145㎝くらいの身長にツインテール。
その上童顔なのだから。
「これからこのクラスでお世話になります! 
橘 凛花です!よろしくお願いします!」
そういってペコっとお辞儀をする姿はなんとも可愛らしいものだった。

_________そんなこと思うはずないか。なにかの勘違いだ。

そう思うことにした。
休み時間、橘はたくさんの女子に囲まれていた。

それを眺めていると、友人の蓮がこちらにきた。
「どしたんだー?流唯、転校生を眺めて。」
「眺めてなんかしてないし。」
「流唯は正直じゃないなぁ、、、。まあ、いつも女子の恋バナに耳を傾けないお前が、恋なんてするわけないか。」
「そーだよ。勘違いすんな。」
「ごめんごめんw」
その時、女子達の、こんな声が聞こえてきた。
「凛花ちゃんはこのクラスでどの男子がタイプー?」
「うーん、林蓮君、かな。」
「あいつかー!たしかに蓮イケメンだし、お似合いかも。」
「そんなことないよー!」
蓮が好みなのか、、、。

その言葉を聞いて、何も思わなかったと聞かれると嘘になる。
なんで胸が痛いのだろう。

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白鳥天舞音@今日の夜まで
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