☆おまけ☆
翌朝。
教室に香穂の姿は無く、私の席に照史先輩が座っていた。
照「〇〇 おはよう♡」
〇「ふふっw おはよう♡」
二人の時間…
そう思ったのも束の間。
濵「おっはよぉ〜さんっ!」
照「おはよう…なんや早ない?」
濵「やって、最近 香穂が早いから…」
照「何?濵ちゃん?香穂ちゃんの事??」
〇「えっ!そうなの濵ちゃん??」
濵「えっ??なしてバレたん??」
分かりやすっ!!!
3ヶ月後。
前を歩く私達が手を繋ぐと…
濵「香穂?…手…繋がへん?」
香「へっ// 手??」
濵「俺じゃ…嫌か?」
香「…ううん//…イイよ//」
親友と幸せも分かち合える様になった。
香「〇〇?」
〇「ん?」
香「ありがとう…」
〇「ぅん…」
涙が溢れてきた。
香「しゃ〜ないなぁ!照史せんぱ〜い!速攻来て〇〇を笑かしてくださ〜い!」
〇「ぷっ!あはははっ!」
☆fin.☆
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!