(翠)
話って、あの先輩のこと?
(あなた)
うん。
(翠)
なんかあったの?
(あなた)
マネージャーにならない? って言われた
(翠)
で?
(あなた)
やっぱ、即答はあれかな~ って思ったから
考えとくって言った
(翠)
おー、考えてんじゃん!
(あなた)
翠にアドバイスとか聞いとくべきだな~って思って
(翠)
やっても良いんじゃない?
(あなた)
連絡先も交換してもらったんだ~
(翠)
それは良かったね。
(あなた)
もー、本当に嬉しすぎる。
(翠)
バスケ部のマネージャーか、
私もしようかな
(あなた)
マジ!? 翠が来たらみんな喜ぶよ!
(翠)
そんなことはないけど。
(あなた)
翠いると心強いし
(翠)
1人って、何かと大変だしね
(あなた)
じゃー、二人でマネージャーしよう!
(翠)
うん。
寝る前、私は
平野先輩に、連絡した。
あー、やばい
普通に平野先輩と連絡してしまっている…
この状況、やばいよー
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!