第106話

頼りになる
2,307
2020/11/24 12:15
あなたside

しばらく外の空気を吸って、頭を冷やした。

これからどうしよう…

考えて、真っ先に思いついたのは廉。

そうだ!廉に連絡してみよう!
LINE
(なまえ)
あなた
廉~
廉
あなた、どうしたん?
(なまえ)
あなた
あの、実は…
(なまえ)
あなた
お兄ちゃんとケンカしたんだよね…
廉
え、紫耀と?珍しいな!
(なまえ)
あなた
それで、勢いで家出しちゃったから、家に泊めてほしいです…!
廉
家出したん?!
廉
今どこにいるん?寒くない?大丈夫?
(なまえ)
あなた
質問攻めやめてw
廉
ああ、ごめんw
(なまえ)
あなた
今は家の前!私は大丈夫だよ~
廉
家に泊まるのは、全然ええよ!
今から迎えに行くな~
(なまえ)
あなた
ありがとうございまぁす!!

さすが廉、頼りになる!マジ優男←


















廉
あなた!
(なまえ)
あなた
廉~! ギュ
廉
寒かったやろ?
車暖房入れといたから乗って!
(なまえ)
あなた
ほんとありがとう!
廉
…今、何も持ってないよな?
(なまえ)
あなた
うん、スマホしかない!w
廉
じゃあ、必要な物買ってから
家に行こう!
(なまえ)
あなた
そうだね!


それからスーパーに行き、

色々な物を買って家に着いた。
廉
もう9時やな~
今日は早く寝た方がええな!
(なまえ)
あなた
ほんとだ、もうこんな時間!
廉
先にお風呂入ってきてええよ!
(なまえ)
あなた
いいの?
じゃあ、お言葉に甘えて入ります!
廉
おん!いってら~




今日一日疲れたな~、なんて思いながら

お風呂場へ向かう。


その時、重大なことに気づいた。
(なまえ)
あなた
パジャマが……無い!!
買い物をした時、下着は買ったのに

パジャマを買うのを忘れていたのだ。

ヤバい…!

どうしよう!(本日2回目)

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