私は仕事が終わって、楽屋であの彼が来るのを待った。
みんなは先に帰ったみたいだけど、彼が来るのを少し待っていたら…
🚪
ドアを開く音がして、多分あの彼だと分かった。
と、楽屋からでて、駅の方角に歩いていく。
私の家は会社から1時間の所にあって、電車で通勤してる。
まだ、本格的には活動してないから事務所の車に乗るのは先になる。
そうして、駅に着き電車に乗った。
席はほとんど満席で、1つしか空いてなかった。
と、私の腕を掴んで席に座らせた。
と、その言葉を無視して会話もないまま私の住んでいる駅のホームに着いた。
改札を抜けて、そこから20分歩いた。
私は1つのマンションに指を指して、4階までエレベーターに乗り、402号室の扉に鍵を挿して中に入った。
お茶をテーブルに置いて、私も席に座った。
と、川村さんは何も言ってこない。
しばらく沈黙が続いた。
外はいつの間にか雨が降ってた。
しかも土砂降りの雨…
と、沈黙を破ろうと話を持ち出した。
すると、川村さんは…
そう言って笑った。
と、私はしばしば彼を泊めることに…
私はお風呂のお湯を溜めて、彼はメンバーのみんなに帰れなくなったことを電話で話していた。
私は脱衣所に向かった。
ここからは壱馬目線です
俺は、彼女をお風呂に入れてる間、ある計画を考えていた。
なんか面白くなりそう笑
次回もお楽しみに!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。