最近、体調が悪い…
数日後
目眩がしたり、立った時に立ちくらみがする…
なんだろう?
と思いながら楽屋に向かった。
と、元気よく挨拶した。
ほんとは元気ないのにね…
するとまた…
と、目眩がした。
私は咄嗟に壁に手を付いた。
と、言ったものの…
やっぱり体調が悪いのか、吐き気までしてきた。
そう言って、トイレへ。
私はトイレに入り、ずっと出れなかった。
と、やっとトイレから出たと思ったら廊下で…
また目眩が…
私は廊下で倒れてしまった。
その瞬間意識が無くなった。
一方のみんなは…
と、みんなが心配していた。
すると…
と、壱馬が出ていく。
ここからは壱馬目線です
俺は無我夢中で理沙を探した。
すると、誰かが廊下で倒れていた。
俺は直ぐに理沙だと分かった。
俺は、急いで救急車を呼んだ。
10分ぐらいして救急車が到着した。
廊下が騒がしくなってメンバーも何かあったのかと駆けつけてきた。
と、救急車に乗って近くの病院へ。
病院に付いて治療室に理沙が担架で運ばれていく。
と、近くの待合室で座って待っていた。
すると、10分後看護師が慌ただしく走り回っている。
俺は何かあったのかと落ち着けなくて廊下をうろちょろしていた。
俺の心の中に思ったこと…
それは…
妊娠のことだった。
理沙が妊娠!?
それを聞いた時は驚いた…
そう思って理沙が居る病室に行き、椅子に座って起きるのを待っていた。
理沙の中に赤ちゃんが居る…
そう思うと、その子の父親は誰?
もし、俺だったら責任取らなきゃ…
すると…
俺はある紙を渡した。
それは、妊娠3ヶ月の注意点や産婦人科の日時などが書かれている紙。
俺は、看護師さんに渡されたものを見て、ほんとなんだとさらに思った。
私はその事で頭がいっぱいで混乱してた。
すると、彼が…
そう聞いてきた…
私は何も答えられなかった。
そう、お腹の子はあなたの子。
そう言いたいけど、怖い…
私は咄嗟にそう嘘を付いた。
と、答えた。
と、そう彼は言って出ていく。
彼が出ていった病室で私は泣いた。
私は彼のことが好き…
でもそれは一夜の過ちで…
彼には幸せになってもらいたい…
私とじゃなく…
他の人と…
これは一夜の過ちで、私達は幸せになんてなれない…
もちろん、彼の気持ちはわかってるよ…?
でも、私は彼とは付き合わない…
そう決めた。
だから、嘘を付いてまで彼を遠ざける…
私はこの時、そう思った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。