第7話

No.7
2,527
2019/02/28 04:16
お風呂から出た私は、洗面所で息を整えてからリビングにもどった。
彼はテレビを勝手に付けて見ていた。
さっきのなんだったのか自分でもわからず、
2階に上がり彼の布団を持って1階に戻った。
理沙
川村さんはここで寝て下さい!
川村壱馬
川村壱馬
ありがとう笑
私はさっさと2階に上がり自分の部屋に入った。
私の家はマンションだけど部屋には2階まであり、ロフトがある。
だからロフトで寝た。
朝になって、携帯の目覚ましで起きた。
すると、部屋には居ないはずの彼が私のベッドで寝ていた。
理沙
きゃ〜!?
ちょっと…!?
川村壱馬
川村壱馬
ん〜
おはよう!笑
理沙
何、呑気に挨拶してんのよ!?
勝手に部屋に入って…
しかも人のベッドに…
はぁっ…
私は呆れてため息が出た。
川村壱馬
川村壱馬
下だと寒くて寝れなかったから勝手に入っちゃった笑
理沙
はぁっ?
だからって人のベッドで寝ないでよ!
川村壱馬
川村壱馬
ごめん、ごめん🙏
何もしてないから安心して?笑
理沙
当たり前でしょうが!?
私はさっさと部屋から出て朝食を作った。
川村壱馬
川村壱馬
あれ?
俺の分は?笑
理沙
知らない!
近くにコンビニがあるからそこでなんか買えば?
私は怒って彼にそう言った。
ちょっと言いすぎたかな?と思ってると、
よっぽど傷ついたのかしょんぼりしてる。
私は笑いを抑えるために軽く咳払いして食べた食器を片付けて、洗い物を終えた。
理沙
私、先に出るから後で来て!
川村壱馬
川村壱馬
はーい😓
私は合鍵を渡した。
理沙
鍵を閉めたらポストに入れてくれて構わないから…
川村壱馬
川村壱馬
わかった…
まだ落ち込んでんのか…と思ったけど、時間があんまりなくて準備して先に家を出た。
電車に乗り、会社へ。
理沙
おはようございます!
陣さん
陣さん
おはよう!
先に来ていた、陣さんが挨拶してくれた。
と、みんなも時間ギリギリになって楽屋に入ってきた。
もちろん、彼も。
私は気にせず今日の仕事を入念にチェックして、みんなと一緒に動いた。
今日の仕事はラジオ番組の収録。
最初は緊張して、メンバーと話をしてちょっとずつ肩の力が抜けた。
順調にラジオ収録を進め、終わりが近づいてきた。
陣さん
陣さん
今日はメンバーの理沙から皆さんに伝えたいことがあります!
理沙
はい!
改めまして、理沙です。
Girlsのボーカルとして頑張りますので皆さんよろしくお願いします!
陣さん
陣さん
では、最後にこの曲で終わりにしたいと思います。俺達のデビュー曲でLightning。
〜🎶〜
収録が終わりみんなは楽屋に戻っていく。
私は1人、休憩室で考えていた。
そもそもあれはなんだったのか?
どういう意味なのか…
帰ったら友達に電話で聞いてみよう…
もちろん、あの酔っ払った日のことは伏せて話す。
言ったらなんて返ってくるか…
だいたい分かる…
何で大事な所、覚えてないの?って…
きっとそうなるはずだから…
私はしばらくその場から出れなかった。

プリ小説オーディオドラマ