第48話

🐱
3,834
2025/07/12 04:50 更新










遠くから、車の音が近づいてくる。










나
…店長、私の兄だと思います










私の言葉に店長は頷いて
自分だけで見に行くからまだそこにいて、と言われて
スマホがまた振動する。
ついたよ、と一言だけ。










나
っ、あ










そのひとことに安心して、会いたくて
裏口のドアまで駆けていって、
でも違う、私ばかだ。
裏口の場所を知っているのは、










あれ、もう終わったの?










そうだよ、駐車場は反対側だ。
あれだけ注意深くいろって言われたのに、










一緒に帰ってくれるの?










なにしてるの、わたし、
…痛い。
手を掴まれて、ぎりぎり音がする。
ちがう、ちがうの、私は、










そんほ
そんほ
っあなた、!










ドン、今までで聞いたことがないような大きな音。
大好きな声が、私の耳に届いて
背中から、安心する匂いに包まれる。










そんほ
そんほ
…俺のあなたに
そんほ
そんほ
なに、してるんです










聞いたことのない威圧感のある声が、
肩に置かれて少し震えている手が、
守られている、そう感じた。










…ッ、










パトカーのサイレンが聞こえる。










👮
警察だ、…って、またお前か!!
👮
現行犯逮捕だ。おとなしく付いて来い










もう不起訴にはしないからな、と警察の方が言った。
それはつまり、暫くこの人は刑務所にいるということ。










そんほ
そんほ
…遅くなってごめん
나
ちがう、私が飛び出しちゃって
そんほ
そんほ
無事で、よかった、










上からずっしり重みがかかってくる。
血は繋がっていない。そんなのわかってる。
それでも、安心という言葉が湧き上がる。










나
ごめんなさい、ほんとうに、










きつくきつく抱きしめられて
だけど全然、嫌じゃなくて。
説教はまたあとで、なんて言うおっぱに
泣きながら、わかったと返事をした。










この子の準備でしばらく亀更新でしたが、
世に放った今から順調に回復していきますよ~~!!

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