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出久side
オールマイトとお姉ちゃんがまた何かを話している、オールマイトは先程と違いかなり大きな声で話している
オールマイトがお姉ちゃんにお礼の言葉を言った
周りの人、特にマスコミの人達がとても驚いているけど、お姉ちゃんがオールマイトに協力していたのだから驚くことじゃないと思う
オールマイトからお姉ちゃんの本心と言える“心配していた”という言葉はお姉ちゃんによって止められるが
出久『オールマイトも気付いてくれていたんだ!』
出久『そうなんだ!お姉ちゃんはとっても良い人なんだ!』
オールマイトの言葉で自分を良い人だと誰にも思われないようにか、その後お姉ちゃんは意地の悪いことを言っていた
出久『でも、正論だ』
しばらくして
出久『あっ!話し終わったのかな?』
お姉ちゃんがオールマイトから離れていくでも
オー「待ってくれ」
その一言でお姉ちゃんはその場でピタッと立ち止まった
お姉ちゃんはキョトンとして、首を傾げながらオールマイトを見ている
オー「最後に1つ」
根音「?」
オー「コンビを組まないか?」
出久「え?」
“コンビを組まないか”“コンビを組まないか”“コンビを組まないか”
出久「えぇー!!!」
出久『ななな!なんて言った?今なんて言った!?』
出久『周りの人も驚いてるし、かっちゃんもフリーズしてるし、現実!!!』
出久『こんなの断るわけg』
根音「お断りします」
出久「えぇーーー!?!?!?」
出久『うそウソ嘘!?』
出久「な、なんで」※
オールマイトと組むのはプロヒーロー達の憧れのはず!!!
お姉ちゃんはどうして!!それに、オールマイトはどう思って!
オー「ククククッ」
出久『笑ってる!?!?!?』
オー「そうか、やっぱり“また”駄目か」
出久「!?」
出久「え!?」
出久「“また”駄目って」※
出久『いいや、きっと聞き間違い』
根音「えぇ、“また”駄目です」
出久「聞き間違いじゃなかったー」
勝己「うるせぇークソデク!!」※
出久「かっちゃん!」※
勝己「聞こえねぇーだろうが!」※
出久「ご、ごめん!」※
出久『そ、そうだよね、かっちゃんも気になるよね!!』
少し話を聞きそびれてしまったけど、会う度に誘われてたの!
出久『お姉ちゃんのヒーロー名知らないんだよなー、お姉ちゃんって何者!』
それからお姉ちゃんは断る理由をオールマイトを少しからかいながら話して今度こそと帰っていった
出久『オールマイト結局諦めないんだ』
出久『本当にお姉ちゃんって何者!』
出久「ん?」
出久「そー言えばお姉ちゃん何でこっちにいるんだろう?」
根音side
根音『オールマイトさん私の誤解を解こうとしてくれてな、アレは』
根音『言ったことの9割は本音だったんだけどなー』
根音「……、」
根音「最後のは逃してくれた」
根音『お礼のメールでも入れようかな』
根音「あーヤバいヤバい」
根音「このまま帰るところだった」
根音「電話電話」
ピッ プルルルル
ピッ
引子「はい」
根音「もしもしお母さん」
引子「根音ー久しぶりー」
引子「元気かしら?」
根音「う、うん元気だよ」
引子「今日は家に帰ってこれるんでしょう、お母さん料理張り切っちゃう」
根音「えっ?なんで知ってるの?」
根音「家に帰るのに電話し忘れてて、慌ててかけたんだけど」
引子「そうだったの?お昼過ぎくらいに消太くんから連絡があったよ?」
根音「えっ!消太が!」
「お前うっかりして忘れてそうだからな、念の為👍」
根音『何か嫌味混じりな声が聞こえたような』👍じゃねーよ
根音『まぁ、ありがとう消太!サルミアッキでもあげようかなぁー』
引子「根音二徹してるんでしょ!大丈夫?」
根音「大丈夫だよ!」
根音『正確には五徹目なんで言えない(汗)』消太さすがに五徹目だとは言えなかったんだろうなー(まぁ、そっちの方が都合いいけど)
引子「そう?」
引子「家に帰ったらしっかり休んでね!」
根音「ハーイ」
根音「じゃあまた後で」
引子「うん、また」
ピッ
根音「(*‘ω‘ *)」
根音「さぁー家に帰るか!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。